超短編 12 幻肢痛
「ぼくと結婚してください」
女は男の顔をじっと見つめた。
男の手には高価そうなエンゲージリングがきらめいていた。
あの人、タレントだった。
公務員だなんてウソついていた。
でも、わたしも彼に言ってないことがある。
幻痛が左指にはしった。
ありもしない手に痛みが走る。
テレビではウイデングマーチが流れている。
「こんどの彼も。裏切ったら殺してやる」
幻痛は激しくなるばかりだ。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
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