今日は広島女学院のゲーンズ幼稚園の再開園50周年と広島女学院維持会20年の記念行事で日野原重明先生を招いた講演会がありました。
その講演会の第1部として我々「ほほ笑みと感謝の会」と広島女学院大学のパンフルード同好会のメンバーとで「オリーブ・パンの笛は『希望』を語る」というタイトルで講演と演奏を届けました。
今日の会場は日野原先生のお父さまが広島女学院の院長をされていた時に建てられた「ヒノハラホール」。ゲーンズ幼稚園の年長組の父兄の方々を中心に約300名の方たちが集まってくださいました。
立野先生のパレスチナや東日本大震災の被災地でのお話や私たちの演奏に涙する方々も多く、何かしらのメッセージは届けられたのかなと思います。
(立野泰博牧師の映像を交えた講演)
続いては本日のメインプログラムの日野原先生のお話。
「この幼子のことばと表情から何を汲みとるか」というタイトルでした。教育の基本は家庭の習慣からということをいろんな観点からお話しされました。
(101歳とは思えないお元気な日野原先生)
福沢諭吉の「一家は習慣の学校であり、父母は習慣の教師なり」。
アリストテレスの「知的な才能は生まれつきとその教育によって決まるが、人柄としての徳は習慣から生まれる。すなわちアートのようにくり返される行動によって取得されるものである」などの言葉はズシンときました。
いい習慣を親も身につけ、子どもにも身につけさせたいものです。
「子どもをダメにするためには、子どもの欲しいものを何でもすぐに買ってあげることである」とも言われていました。逆説的ですが言えてます。
クリスマスシーズンに特に考えたいことですね。
というわけで、ほほ笑みと感謝の会としての2012年の講演と演奏はこれですべて終了しました。
今年はフラワーフェスティバルに始まり、奈良の薬師寺に行かせていただいたり、ロータリークラブの記念会やジュノー音楽祭に呼んでいただいたり、いろいろな場所で「パレスチナ・オリーブパンの笛」の命と平和のメッセージを届けることができました。
お招き下さった皆さまに心から感謝です。
来年も与えられた場所で命と平和と希望のメッセージを届けていきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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