三月ひなのつき (福音館創作童話シリーズ) (福音館創作童話シリーズ) 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:1963-12-01 |
ねじっこさんのブログで紹介されていて、
とても興味をそそられたので読んでみました。
父を亡くし、母と2人暮らしのよし子は、
学校帰りに、お店のショーウインドウで見かけたお雛様にうっとり。。。
お雛様をもっていなかったよし子は、
思い切って母にお雛様がほしいと言うのですが、
母親は、あまり良い返事をしません。
母親には、ある考えがあったのです。
母の気持ちを知り、半分あきらめかけていたよし子でしたが、
ある日、学校から帰ったよし子に、
思いがけない母からのプレゼントが。。。!
この物語では、
母親が子供に、自分の気持ちをきちんと伝える場面があって、
「ダメ!」の一言で終わらせるのではなく、
なぜ、そうなのか。。。と、丁寧に話します。
そうは言っても、やはり、可愛いわが子のために、
何かしないではいられなかったのでしょう。。。
最後のシーンでは、愛があふれていました。
小学校低学年向けの本ですが、
久々の童話は、とっても新鮮な気分で読めました。
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そして、
下のコメント ↓ で夏みかんさんに教えていただいた、
「さかなのうた」という歌が、あまりにすてきなので、
皆さんにも聞いていただきたいと思い、紹介することにしました。
ぜんまい仕掛けの哀愁漂う魚のアニメにも、目を奪われ、
美しい歌声にも、引き込まれてしまいます。
話題になってたそうですが、まったく知らなかった私です。