アンダマン海の釣り
プーケット島は、まだ手付かずの自然の残るアンダマン海にある。当地での釣りは大
きく分けて3種類。観光客用の近場一日トローリング。セールフィッシュ狙いのラチ
ャ島遠征。そしてトレバリー狙いのシミラン遠征である。かつてほどではないもの
の、今でもラチャ島やシミラン島での魚影は濃い。セールフィッシュシーズン中は、
一日に平均1~3本、記録としては数年前に一日に20本もキャッチアンドリリース
した船も出た。シミラン島も昨年20キロ以上のトレバリーを一日に5本キャッチした
アングラーもいる。
シーズン
プーケット地方では、5月後半から天候が不安定になり、10月まで西からの風とモ
ンスーンのため釣り、タイビングなどはシーズンオフとなる。特にシミラン諸島へは
遠征になるため天候が安定する11月から4月までがシーズンとされている。しか
し、魚影が最も濃いのは5月から8月頃までで、モンスーンの合間の数日間穏やかな
天候の時などはシミラン遠征はできないが、近場での釣行は可能である。シーズン
中、第4島の宿泊施設を利用したい場合は、シーズンが本格化する12月から4月末
頃までがよい。クルーザーは直接接岸できないため、小型ボートを利用するが、客の
少ない時期はボートがなかったり、食堂が閉まっていたりと不便なことが多い。ま
た、4月の中旬は、ソンクラーン祭のため観光地はどこも大変に混雑する。シミラン
でもバンガローが一杯になるなど不便なことが多い。
ターゲット
シミランのターゲットは何といってもロウニンアジ。その他には、カツオ、バラクー
ダ、シイラが多い。運がよければブラックマリーンもヒットする。また、南のラチャ
島方面では、トローリングのカジキ類が狙い目。根が点在しており、ボトムフィッシ
ュが多い。ラジャ島の西側にドロップオフが広がっていてイソマグロ、キハダマグロ
などが回遊するポイントだ。
シミラン諸島遠征
1道のり:シミラン島は、プーケットより北西約100kmで9つの島からなっていま
す。シミランまでの所要時間はフィッシングボートで約5~8時間です。(チャロン
ベイから8時間、プーケット空港からだと約5時間、更に北上した所にある空軍基地
から出船すると4時間程度で到着できます。いづれの経路もチャーター時にリクエス
トできます。)通常のフィッシングコースは3~5日程度となります。実際の所要時
間は、トローリングをするかどうかで変わってきます。上記所要時間は、いづれもト
ローリングをしない場合ですが、トローリングでブラックマリーンがヒットすれば、
更に1時間以上かかります。また、通常は、カツオ、サワラ、バショウカジキ、バラ
クーダ、シイラなどが複数回ヒットするため、トローリングをしながらの場合、行き
と帰りの2日間はトローリングと考えた方が無難でしょう。
2宿泊:シミラン諸島は、9つの島からなっており、地元では簡単に最南端の島から
順に第1~9島と呼んでいます。第4島にバンガローとテントの宿泊施設があり、宿
泊を希望する場合は、事前に予約しておきます。
3その他:シミラン諸島は地形がおもしろく、沖の奇岩島などクルーズするだけでも
一見の価値があります。また、リーフのシャローなエリアと、水深のある起伏に富ん
だ岩場のエリアなど岸沿いも変化に富んでいます。シミラン諸島は、海の透明度や魚
種の豊富さから、ダイバーにとっても憧れのスポットです。日中釣りに疲れたら白浜
で休んだり、シュノーケリングで魚を見たりして楽しめます。
ラチャ島遠征
ラチャ島周りはセールフィッシュの魚影が非常に濃いエリア。ラチャヤイ島(大島)
までプーケットから2時間半、ラチャノイ島(小島)まで3時間強の航程の航程。島
には簡易宿泊施設があるが、通常夜は風裏に船を着けての船中泊。比較的多くの根が
点在しており、根魚だけでなくトレバリーも多い。また、西側にはドロップオフが広
がり、イソマグロ、キハダマグロなど狙えるが、そこに行けるのは乾季の天候が安定
している時期だけに限定される。
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シャム湾の釣り
シャム湾は近年開発がすすみ、魚影も薄くなっています。トレバリー系などトップウ
オーターによる釣りは難しい状況です。ルアーで狙うならミノーでのパヤオ周りのシ
イラと沖さわらか、メラルジグによるハタ類やフエフキダイ、ヒラアジ類です。
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釣船情報
アンダマン海
* Cruise Center Tel & Fax: (001-66-76)-381-793
Mr. Adulというマネージャーが全てコーデイネートしてくれる。4船ほどあり、その
うち Isabera号とDrado号のキャプテンには、私たちがポッパーによるつりを教えま
した。島周りのトレースやヒットしてからの操船方法などちゃんと心得ています。チ
ャーター料金:一日1万~1万5千バーツ(スペース的に最高3~4名まで)
シャム湾(バンサレー)
* Bangsaray Fishing Boat Tel. (001-66-38)-736-611
パタヤ周辺ではバンサレーの船頭が一番釣らせるという評判です。主に餌つりで、ル
アーは勝手にやるという感じです。チャーター料金:2500バーツ
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タイの釣道具/アウトドアショップ情報
* Sports Fishing Tel. 249-4531 (クロントイマーケット内の線路沿)
両軸リール(ペン、シマノ、アブ)、スピニングリール(ペン、ダイワ)、キ
ャステイングロッド(ルーミス)、ミノー(ラパラ)など、デパートよりはか
なり廉価。修理にも応じてくれる。また、釣場情報も教えてくれる。
プーケット島は、まだ手付かずの自然の残るアンダマン海にある。当地での釣りは大
きく分けて3種類。観光客用の近場一日トローリング。セールフィッシュ狙いのラチ
ャ島遠征。そしてトレバリー狙いのシミラン遠征である。かつてほどではないもの
の、今でもラチャ島やシミラン島での魚影は濃い。セールフィッシュシーズン中は、
一日に平均1~3本、記録としては数年前に一日に20本もキャッチアンドリリース
した船も出た。シミラン島も昨年20キロ以上のトレバリーを一日に5本キャッチした
アングラーもいる。
シーズン
プーケット地方では、5月後半から天候が不安定になり、10月まで西からの風とモ
ンスーンのため釣り、タイビングなどはシーズンオフとなる。特にシミラン諸島へは
遠征になるため天候が安定する11月から4月までがシーズンとされている。しか
し、魚影が最も濃いのは5月から8月頃までで、モンスーンの合間の数日間穏やかな
天候の時などはシミラン遠征はできないが、近場での釣行は可能である。シーズン
中、第4島の宿泊施設を利用したい場合は、シーズンが本格化する12月から4月末
頃までがよい。クルーザーは直接接岸できないため、小型ボートを利用するが、客の
少ない時期はボートがなかったり、食堂が閉まっていたりと不便なことが多い。ま
た、4月の中旬は、ソンクラーン祭のため観光地はどこも大変に混雑する。シミラン
でもバンガローが一杯になるなど不便なことが多い。
ターゲット
シミランのターゲットは何といってもロウニンアジ。その他には、カツオ、バラクー
ダ、シイラが多い。運がよければブラックマリーンもヒットする。また、南のラチャ
島方面では、トローリングのカジキ類が狙い目。根が点在しており、ボトムフィッシ
ュが多い。ラジャ島の西側にドロップオフが広がっていてイソマグロ、キハダマグロ
などが回遊するポイントだ。
シミラン諸島遠征
1道のり:シミラン島は、プーケットより北西約100kmで9つの島からなっていま
す。シミランまでの所要時間はフィッシングボートで約5~8時間です。(チャロン
ベイから8時間、プーケット空港からだと約5時間、更に北上した所にある空軍基地
から出船すると4時間程度で到着できます。いづれの経路もチャーター時にリクエス
トできます。)通常のフィッシングコースは3~5日程度となります。実際の所要時
間は、トローリングをするかどうかで変わってきます。上記所要時間は、いづれもト
ローリングをしない場合ですが、トローリングでブラックマリーンがヒットすれば、
更に1時間以上かかります。また、通常は、カツオ、サワラ、バショウカジキ、バラ
クーダ、シイラなどが複数回ヒットするため、トローリングをしながらの場合、行き
と帰りの2日間はトローリングと考えた方が無難でしょう。
2宿泊:シミラン諸島は、9つの島からなっており、地元では簡単に最南端の島から
順に第1~9島と呼んでいます。第4島にバンガローとテントの宿泊施設があり、宿
泊を希望する場合は、事前に予約しておきます。
3その他:シミラン諸島は地形がおもしろく、沖の奇岩島などクルーズするだけでも
一見の価値があります。また、リーフのシャローなエリアと、水深のある起伏に富ん
だ岩場のエリアなど岸沿いも変化に富んでいます。シミラン諸島は、海の透明度や魚
種の豊富さから、ダイバーにとっても憧れのスポットです。日中釣りに疲れたら白浜
で休んだり、シュノーケリングで魚を見たりして楽しめます。
ラチャ島遠征
ラチャ島周りはセールフィッシュの魚影が非常に濃いエリア。ラチャヤイ島(大島)
までプーケットから2時間半、ラチャノイ島(小島)まで3時間強の航程の航程。島
には簡易宿泊施設があるが、通常夜は風裏に船を着けての船中泊。比較的多くの根が
点在しており、根魚だけでなくトレバリーも多い。また、西側にはドロップオフが広
がり、イソマグロ、キハダマグロなど狙えるが、そこに行けるのは乾季の天候が安定
している時期だけに限定される。
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シャム湾の釣り
シャム湾は近年開発がすすみ、魚影も薄くなっています。トレバリー系などトップウ
オーターによる釣りは難しい状況です。ルアーで狙うならミノーでのパヤオ周りのシ
イラと沖さわらか、メラルジグによるハタ類やフエフキダイ、ヒラアジ類です。
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釣船情報
アンダマン海
* Cruise Center Tel & Fax: (001-66-76)-381-793
Mr. Adulというマネージャーが全てコーデイネートしてくれる。4船ほどあり、その
うち Isabera号とDrado号のキャプテンには、私たちがポッパーによるつりを教えま
した。島周りのトレースやヒットしてからの操船方法などちゃんと心得ています。チ
ャーター料金:一日1万~1万5千バーツ(スペース的に最高3~4名まで)
シャム湾(バンサレー)
* Bangsaray Fishing Boat Tel. (001-66-38)-736-611
パタヤ周辺ではバンサレーの船頭が一番釣らせるという評判です。主に餌つりで、ル
アーは勝手にやるという感じです。チャーター料金:2500バーツ
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タイの釣道具/アウトドアショップ情報
* Sports Fishing Tel. 249-4531 (クロントイマーケット内の線路沿)
両軸リール(ペン、シマノ、アブ)、スピニングリール(ペン、ダイワ)、キ
ャステイングロッド(ルーミス)、ミノー(ラパラ)など、デパートよりはか
なり廉価。修理にも応じてくれる。また、釣場情報も教えてくれる。