波:0.5 m、天候:晴、風:南→北東、船:さとみ丸、乗船:午前6名、午後11名、釣座:右舷ミヨシ2番(午前)、左舷2番(午後)、釣果:マダイ1(2kg)、オオアジ、イナダ、船中釣果:午前午後で22枚(最大4キロ)
午前中は前回同様、餌とりの猛攻に合い、船中1枚だけ。午後2時過ぎあたりから、徐々に餌とりがいなくなり釣れだす。一枚とった後、いつもなら同じパターンで行けるが、今回はここから当たりが止まる。隣の右舷ミヨシはずっと置竿で10枚ほどマダイを取ったが、こちらはその後ゼロ。フグが釣れてくるところを見るとこちらの餌はマダイのタナより高めにあるようだが仕掛けを換えても打つ手なし。そのうち、あまりの暑さに体が動かなくなり、いろいろやるのが面倒になり、ほぼ釣れないのがわかっていながら、ひたすら同じ釣りパターンを繰り返してしまった。いつもは全く置竿にしないのに、昨日は途中から、「餌詰めて投入してコマセ出してセットする」という行為以外やれなくなってしまった。以前、イナンバ遠征でキハダを3本立て続けに釣った隣の人が、熱中症になって途中から記憶がなくなって同じ動作を繰り返していたと話していたが、所謂、熱中症の初期段階だったのかも。
それにしても、これだけ一人にあたりが集中するというのは珍しい。釣った人はベテランでうまかったということは当然あるとして、それ以外に言えそうなことは、(1)船長はもう少し平等に釣らせようと前後に少し船を動かしたりしていたが、流すパターンは同じだった(GTくん談:御前崎の某T丸だったら完全に流し方を変えたと見た)(2)釣れた人の仕掛けはしっかりマダイのポイントに降りていた~重い針など)(3)コマセの流れのちょっと脇にいい形で付餌が流れるようなパターンになった(潮の流れは右トモ→ 左ミヨシで、ほとんどが置竿にして数分後にヒット。しかもサイズはほとんどが2~4キロ)これら全部推測だが、こんなときは、狙える時間は短いがとにかく自分のコマセで釣る方法をいろいろ考えるしかない。本当はそこを考えて狙い通りに釣れたりすると楽しいのだが、思考停止になったせいもあり、バカスカ釣る隣の人に煽られて完全にペースが狂ってしまった。
当日釣れた人の仕掛け:針グレ11号、ハリス4号14m