歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

続解説ロシア・原子力ジェットエンジン爆破の原因について。境界層技術は高いが核反応制御技術にやっぱり劣るロシアの勇み足。

2019年08月16日 13時22分19秒 | 権力に執着する完全な無能で魅力の無い馬鹿の無様過ぎる末路

Su56か57の技術はロシアの航空技術が最先端である証拠であるが、原子力ジェットエンジンでの今回の失敗は愚劣そのもので、安全対策を相当怠っていた謗りは免れない。
安全の検討も、やっぱりコストとして計上される。つまり安全に費用がかけられない状態での開発凶行であり、下手に前線に投入すると、それ自身が原因となって戦争の理由になりかねない。
こういうのは大体同じなのだが、原子力の開発での失敗は、最終的に暴走が極めて早く進み対処不能になって発生するものである。この時人材が糞の場合、非常事態が発生すると、それを眺めているだけの馬鹿が多いし、非常停止用システムを手抜きする。
最近仕入れた情報なのだが核分裂をU235でやる場合大体1分裂で2個か4個の中性子が飛び出す。まぁ間を取って3個としよう。分裂は、この3の累乗で進む。大体、U238とかの邪魔因子が存在し、反応を遅らせるが、例え濃度3%や1%であっても暴走した炉では爆発を起こしかねない。
今回の炉の構造が分からないが、上念氏が虎の門ニュースでした解説の燃焼室(原子炉)の構造は飛行機の燃焼室を上げている。(CAN型と言う、これ以外にアニュラ型もある)だがDC10のジェットエンジンでコ・ジェネレーションをする実験の写真では「ドライボイラ」形式でどデカイ燃焼室を使って通常のジェットエンジンよりしっかりと熱を伝える手もある。
実験の段階は先ず「ドライボイラ」で試験するのが穏当であり、その場合、制御棒を入れる事も可能だ。今回の原子力ジェットエンジンは制御方法として空気の冷却だけしか可能性が無い様に見える。
なぁにジェット機は最先端だからと言う思い上がりが安全性をおろそかにした可能性は高い。今回は放射性物質をバラ撒く体たらくを見せた時点で地上試験をしていたのだろう。これも思い上がりが成せる技である。
ジェット機は最高の技術だがジェットエンジンは玉にキズって所が今のロシアの現状で、今回はモロに、その欠点であるジェットエンジンの部分で発生したのだろう。多分今回の失敗で、技術者は相当死んだだろう。その程度の強度である。
今回の爆発の始末の悪さはジェット機ながら発電所の爆発と同じで「燃焼していない核物質をバラ撒く汚い核」となっているだろうと言う事だ。核爆弾は爆縮炉と言う7万気圧以上を10万分の3秒固定できる状態で爆破して30%程度の効率で燃焼する。残りは核のゴミである。最新の核兵器は、この核のゴミを減らす為に核融合を取り入れた4種核反応兵器となっている。その辺はWikiでW88を見てもらえれば絵もある。
今回の失敗は、U235とU238の混合物である低純度核燃料を使った暴走事故であり、一番始末に負えない。この爆破状況を例えるとすれば現場は「インディー・ジョーンズ・失われたアーク」の最後の儀式のシーンがぴったりだろう。
みるみるウチにガンマ線が上昇し、中性子カウンターが増加していき、それが危険領域を突破した時には、もう何処に逃げてもダメだっただろう。愚かなことに、きっと最後は母親か神様の御加護を祈っただろう。御遺体は近づけない場所で、蒸発したか、かけらが残っていても、それは放射能たっぷりの危険な危険なものと成り下がっているだろう。
機動戦士ゼータ・ガンダムのオープニングで宇宙を漂う兵士の亡骸をアップして「この魂が神の許に行く事は無いだろう…」と言うのがあるが(小杉十郎太が絶品のアナウンスをする!)、この失敗の犠牲者も似たようなものだろう。
何れにしても、この事件の様子は「風が知らせてくれる」だろう。それはロシアにとって何時も風任せの対応であろう。実験を決断した時の風の雰囲気、失敗作をでっち上げている時の風の雰囲気。そして、絶望を目の前にした時の破滅の熱風を浴びる時、そして、その程度を余す事無く拡散し、アメリカはコブラホールを出して正確な計測を行い、日本やEUの研究所は放射性物質の拡散の予想をする。東日本大震災でもドイツとスウェーデンの放射性物質の拡散予想はほぼ的中していた。日本は間抜け低能な文科省が緘口令を敷いた中での偉業だった。
安全の手間と金をチョイとケチったと思い込んだ馬鹿の実に「高く付く惨劇」の結果に「貧乏ロシア」はどうやって償うのだろうか?



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