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歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

Yahooの「シャープはどこで間違えたのか、」のコメントに辟易する。

2012年09月04日 21時51分45秒 | 日記

青野 泰之 ・ 私立日本大学豊山女子高等学校曰く
「それにしても日本政府の円高放置には呆れる。」
だそうです。Michael Okazaki とやらも同じ事を書いています。
馬鹿が…と私は言いたい。
ではどうすれば?と聞きたい。それで円安介入?馬鹿?君?出来ないでしょう?ではどうやれば円安化するの?
いい年をして、青山君は高校の教師?さぞや馬鹿なんでしょう。残念。
円安化をやろうとしたとのだけど、それは出来なかった。おりしも「近隣窮乏化」(WSJに詳しい説明がありますよ。他にも色々説明があります)になって、資本主義の問題が噴出する可能性があったので、日本国政府というか日銀も、あまり大した介入が出来なかったという事を知らないのにコメントしています。
つまり「俺は経済音痴なんだぞぉおお!海外の情勢を全く知らないんだぞぉおお!」と大声で実名で騒いでいるのと変わりません。
その一方で、日銀が何もしていない訳は無いのですが、為替問題に関しては、先ほどの近隣窮乏化の問題がでてきたので2010年10月からの介入以外は、大きく円が振れた時の対応(これは効率が悪かった)がありますが、これは、例の如く時間稼ぎの対応で、所詮大きな流れを止められませんでした。
何より重要なのは、何故為替が大きく、ココまで振れるのか?それはリーマンショックの時に損失が驚くほど少なかったのが日本だったのです。
また、このブログで連呼しているサブプライム問題=土地バブルと言うのを理解しておらず、またNIRAのレポート(サブプライム問題の総決算分析記事)を見ても居ないので、アメリカの資本を一発で吹き飛ばした「クレジットライン」の問題も当然知らないのでしょう。その一方で、日銀や、財務省のレポートなども見ていないのでしょう。
それで国勢に云々するな!馬鹿!と激怒しています。
私が気になるのは日銀の市場への資金投入(リートとか、東証の指標に投資する奴)が最初やりだしたときの控え目な額から、偉く思い切った額へと変動している点が、大丈夫?と思っている。
よく日銀が国賊の様な扱いをする向きも居るでしょうが、そう思える行動もしています。しかし、円安目指すとする時に、どういう手をとります?
それは他の国がやった事をやることです。それは「金融的な失敗」いや「大失敗」をする事です。でも高校の先生は「失敗はしては駄目だ、成功だけをして為替だけを下げろ」と仰せですね。でも為替は国勢を純粋に示すものとしているので、他国が総じて失敗しているのでは金融的に成功しかしていない日本の為替が下がるのはありえません。
日銀は積極的な介入を控え、国内の問題を特に海外の資金による国内の荒らしを抑えるぐらいしかないと分からないで高校の先生が出来るんですね。
さぞや教え子も立派でしょう。
昨年のイギリス政府の予算案提出の折の悲壮感は無かった。イギリス人ジャーナリストは「電車が定刻に来て、カフェに人が賑わっている日本を見れば、イギリスの悲惨な状態からすれば隔絶して見える」と言うコメントをしている。イギリスもベルギーと同じでかなりの土地バブル損失を蒙っている。デクスター破綻の後に製鉄所閉鎖に揺れるベルギーは、報道が少ないので知られては居ないが、かなり痛めつけられているとの事である。
日本は、まだまだ余裕があるのであるが、それも問題が散見している。それはホットモットが相当疲弊しているようなのである。日本の馬鹿金持ちも自分たちが溜め込んでいれば大丈夫と思っているようだが、そうも行かない事を何時になったら分かるのだろう?一般消費が相当痛めつけられている。この調子で行くと、首都圏以外は総崩れを余儀なくされるだろう。さもなくば地方の有力地域に力が集約される恐れがある。
実はTPPは、その疲弊している地方を更に傷めるつける可能性がある。無論東京などで色々見ていない連中は分からないだろう。分からないで通るし。
橋本市長の地方分権は、裕福な地方と、貧乏な地方の問題となる事は分かっている。その時、地方破綻が起きる可能性がある。その可能性を見せるのがアメリカの地方都市の破綻である。改革開放は良い事だけを連れて来るととは小泉・竹中・慶応の寝言である。これに関してラ・ロシフコーやマキアベッリが同じ事を警告している。
「時が経てばと知恵がありそうだと吹聴しそうな奴が言うが、時は色々な物を連れて来る、良い事も、悪い事も」
円安誘導を吹聴する連中の寝言もTPPを吹聴してリカードの比較優位論ぐらいしか論拠が無くしかも実態としての運用を知らない連中の空想は好い加減辟易する。
円安誘導についての問題、TPPについての問題。果たして有利な事に見えた事象が結果論として有効な事になるのか?それも分からない。何より今のシャープは妙に好調になったので足元が見えなくなって、今の有様になったのだ。それを幾ら見ているのか?
高校の先生は最初も見ない上に、最後も見ない。毎度毎度見やすいものばかりを見てたたきやすい奴ばかりを叩いて「先生は頭が良いんだよ」だとさ。
って事で、文句があればいつでもどうぞ。叩きのめした上に更にぶっ叩く事が出来ますよ。私には幾らでも今の金融状況を作った事を見ているから。
私はTPPを一番嫌うのは、TPPさえすればと言う精神的思考停止が問題だというのだ。小泉の様に。規制緩和は何か良い物を与えたか?なら経済弱者となって無茶苦茶な勤務を強制され酷い目に遭っているバス運転手の問題をグローバル経済は何とかしたか!その後に発生した交通事故の乱発を「自己責任」だけで切り捨てるか!だとすれば立派な教育といってやる!
馬鹿の分際でえばるんじゃない!
TPPを吹聴する連中が、種苗とか、土地の確保とか、どのレベルでの輸入があった時の離農に対して代替雇用が出来るのか?が入っていれば何も言わないが、全く何も言わない。それは無策と言うのだよ。
また食糧危機や小麦買入価格の高騰を見せた場合の責任はどう取るのか?食糧問題で何かあったときは、どう責任を取るのだ。それを無視するのも構わんが、橋本政権が倒れる所以はアラブの春と同じ問題だぞ!その時は血を見る事を覚悟しろ。何故なら世界各国でこの問題は血で贖われている。
食糧問題を甘く見ているのは戦後の都市生活しか見ていないお坊ちゃんだからだ。食糧生産は必ず国家の中心にある。アメリカもEUもロシアも中国も、無いのは日本ぐらいだ。そして維新の会の政策綱領にもだ。
安いやつらが幅を利かせる。私は、地で起きている別の問題を何時になれば目を向けるのか?



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