館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ニューロストシティー・ランブラーズ 僕の育った音楽Nの仲間達その13。

2012-12-08 06:30:59 | 僕の育った音楽
土曜は音楽だ!


いよいよNは最後だ。Nの最後は、これだろう!これしかない!


こんな演奏は、うっとりして、たまらんがな!のGO!クリック!かも?





嗚呼!ニューロスト!

彼らにめぐり合ったばかりに、オレの人生は変わってしまったのかもしれない。

我がロストは、偉大なるカーターファミリーと、ニューロストで、間違いなく出来ているのだ!

で、ニューロスト・・・嗚呼!

館林ロストは、もちろん、彼らの了解なく、ご尊名をパクッて、つけたグループ名なのであった。

本国やエゲレスなどでは、超有名なのだが、日本では、た・ぶ・んマイナー・・・


マイク・シーガー、ジョン・コーエン、トム・ペイリーの三人で1958年に結成。トムは63年に学者として生きるために英国に渡り、代わりにトレイシー・シュワルツが加入。担当楽器はマイク・シーガーがギター、ハーモニカ、バンジョー、マンドリン、フィドル、オート・ハープ、ダルシマーをこなし、ジョン・コーエンはギター、フィドル、バンジョーを弾く。トム・ペイリーはギター、バンジョーを弾き、トレイシー・シュルツはギター、フィドルを弾く。って・・・皆マルチであった。その入り乱れる音楽の粋は、すんばらしいのだ。

彼らは、チャーリー・プール&ノースキャロライナ・ランブラーズ、アーネスト・ストーンマン、ギド・タナー&スキレット・リッカーズらの路線を継承しているが、もっと膨大で奥深く、裾野の広いアメリカの伝承音楽を背負っていると、僕は思うのだった。

あの、ディランがね、こんなこと語っているんだぜ。

「...彼らはキングストン・トリオみたいに有名にはならなかったけれど、ストライプのシャツを着るなんてことはしなかった。ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズは、カバーされなかった偉大な古い曲をやったという功績がある。誰かが作った78回転のレコードだけが見つかるような曲だ。彼らがそういった曲にまるでオリジナルのような息を吹き込んだおかげで、そういったレコードは再び注目されるようになった。」

60年代に起こる、アメリカの自分探し・・フォークソングリバイバルは、彼らの功績なしには語れないのだった。

そして、ディラン含む、以降のフォーク・ロック・ブルーグラス・ニューグラスからポップスまで、白人の多くのミュージシャンの音楽のどこかに、彼らニューロストの掘り起こしたルーツミュージックが宿ることになって、そんなものを持っているミュージシャンは、どこか素敵なのであった。

っと・・・

ながくなるし、きりが無いから、ここらでやめておくぜ!

今も、大好きだ!背中を押され続け、力を貰っているぜ!

ロストはカーターファミリーと、ニューロストで、骨が出来ているんだぜ!
コメント (9)
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