
いつも眺める浅間山は、群馬側の眺めだ。
小浅間を右(西)に従え、途中から木々は途絶え、明らかに最近かぶったが?と、思われる灰色の火山灰の姿だが・・静かで美しくもある。
真逆・・長野側からの浅間を初めて意識して見たように思う。
小諸に向かう道路から目に入った浅間は小浅間を左に従え、結構荒々しかった・・・
長野の人が見る浅間はこれかぁ・・・なんて、思いがよぎる。

噴火口がむき出しになって、崩落が続いているに違いない姿だった。
浅間は警戒レベルは1なのだが・・・かなり下でもガスの匂いがしたり・・・キノコが灰をかぶっていたりする。
観光を考慮して、さて、本当のレベルになっているや、否や?

1994年に出版されたこの本は、すぐ読んだ。大変な時代になるなぁ・・と、思ったが、しっかりした資料分析や解析があって「信用置ける本」だと思った。
その後・・・
95年・阪神淡路・・・・・2004年・中越・・・2007年にも中越・・山古志の名が印象的だった。
2008年には、岩手宮城内陸・・栗駒の惨状が今も浮かぶ・・・
そして、2011の3.11が起こり、やがて関東も大変な動乱の時期を迎えるだろう。
浅間の長野からの眺めは、鮮烈!
この本・・・再販を重ねている・・ぜひ、この国の国民は読むべきだ。1000円以下で、日本列島がわかる。


それでも、晩秋の紅葉のなごりは、美しかった。


静かに落ち葉が、舞っていた。

雑木の黄色は好き。

シモフリシメジは、腐りかけて・・大地へ還るか?