理想の上司になった“あんちゃん”

個人的に懐かしさを感じる、レストランで働く人達の姿を描いたのが、
今フジテレビで日曜日に放送されている連続ドラマ“dinner”。

「江口洋介」演じるイタリアンレストランのシェフが主人公で、主に厨房がその舞台。
この厨房のバタバタさ加減、思い出しますね～。

江口洋介と言えば、かつては“ひとつ屋根の下”に代表される“ポジティブあんちゃんキャラ”が代名詞でしたが、
最近は歳を重ねシリアスな役どころが多かっただけに、今回のやたらと前向きなシェフ役はやっぱり合ってますね！

このシェフ、とにかく料理以外の事には一切興味がなく、一緒に働く人たちの不平不満や人間関係のゴタゴタなどまったく意に介しません。
これがなかなかできそうでできないんですよね～。

新しい料理のアイデアが浮かんだら、朝から晩まで厨房に立ち、部下の意見も良いものはすぐに取り入れます。
部下に対しては、集中力を欠いていたりいい加減な調理をするとすかさず注意しますが、良いものができると素直に褒めたりもします。

信念を貫いているというか、自分の好きな事に誠心誠意取り組んでいる姿を見せる事で部下を引っ張っていく、
今時なかなかお目にかかれないタイプ？のリーダーです。

上の顔色ばかり伺っている、“ザ・サラリーマン”的な上司が多い昨今、
「自分もこうありたい！」と思わせてくれる、ある意味憧れる存在です。

Shin

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