ドラマが先か、歌が先か

ドラマが名曲を産むのか、はたまた名曲がドラマを盛り上げるのか？

いずれにしてもドラマの主題歌としてヒットした歌は数知れずある訳ですが、現在放送しているドラマの中で「これは良い曲だなぁ」と思っているのが、
平井堅氏の"Half of me"と中島美嘉さんの"彩恋"（さいれんと読むらしい）。

どちらもしっとりとした美しいバラードなんですが、この2曲ともフジテレビの連続ドラマ“黄昏流星群”で使われている曲なんです。
平井堅氏の方が全体の主題歌で、中島美嘉さんの方が挿入歌という感じでしょうか。

最近はタイアップで一生懸命売ろうとしているのか、ドラマ中に2曲流れる事も多いんですが、これはちょっとどうかと・・・。
中にはドラマが歌のPVみたいに見えてしまう事もあったり、曲がドラマの内容と合わないなぁと感じる事があったり。

ちなみにこの“黄昏流星群”というドラマ、ベタなアラフィフ男女の不倫もので、
内容的にはありがち？なんですが、歌が良くて観てしまうという感じ。

しかしこの前、中島美嘉さんが出ている歌番組も観ましたが、大人になりましたね〜。
思えば10代でデビューして、今年35歳になったそうで。

若い頃よりちょっとふっくらした印象がありましたが、耳の病気や離婚も経験した大人な彼女の歌声に、
これからも期待しています！

Shin

https://youtu.be/EBZHmdyHszE
https://youtu.be/1kBp9PR7PNE
https://youtu.be/10vz3UbcMdY

コンビニっておもしろい

最近めっきり本を読まなくなってしまいまして。

老眼が酷くなってきているのもあるんですが、毎日寝る前に少しずつ読むんだと、
なんか内容が頭に入らないんですよね～。

テレビばっかり観ているからか、スマホの影響なのか、脳が衰えてきてるんじゃないかと。
「それじゃいけない！」という事で、“読書の秋”でもある事だし、また本を読むようにしようと思っている今日この頃。

という事でまず選んだのは、おととし芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの“コンビニ人間”という小説。
割と短めの作品なので、読みやすそうだというのもあったんですが、前から読んでみたいなぁと思ってたんですよね。

大学生の時にコンビニでアルバイトを始め、以後就職も結婚もせずに18年間コンビニのバイトを続けている女性のお話。
それだけだとただのフリーターの話になってしまうので、何が面白いんだろう？と思っていた訳です。

第一に主人公は幼い頃から、いわゆる変わった子供で、
他人とは違う自分を親からも否定され、自分を押し殺すように生きてきた人。

コンビニのようなマニュアル化された世界では、他の人と同じように生きられるというか、社会と繋がっていられるという事。
こういう感覚、わかる気がしますね〜。

あまりにマニュアル化されるとつまらないと思う自分もいるんですが、人と違う事を排除するという昨今の風潮（日本人の習性かな？）もあり、
生きづらさを感じている人は多いと思います。

あと、コンビニの店員さんが考えている事の描写が結構面白かった！ですね。
お客さんはおにぎりやサンドイッチを手に取って、最後に飲み物を取る人が多いので、飲み物を取ったらレジに向かうとか。

そんな“コンビニあるある”も楽しめる、なかなか興味深い作品でした。

Shin

待望の新星登場

新星が現れましたね！
女子フィギュアスケートのNHK杯で優勝した紀平梨花さんがその人。

この大会がグランプリ・ファイナルとしてはシニアデビューという16歳で、いきなり優勝！ですから。
（16歳にしては堂々としてるなぁという印象がありますが）

なんでも女子では、世界を見渡しても浅田真央ちゃんしかやっていない、
ショートとフリーで計3回トリプルアクセルを跳ぶという演技構成。

ショートでは転倒し5位だったものの、フリーではノーミスで逆転勝ち。
ザギトワさんなど、有力選手が出場していなかったのもあるとは思いますが、日本人の中でもトップに立ったのは「あっぱれ！」です。

笑顔がとっても可愛いらしいので、また人気が出るでしょうね。
思えば男子は羽生クンがオリンピックでは2大会連続で金メダルを獲っているものの、女子は浅田真央ちゃんの銀が最後ですよね？

今後は4回転への挑戦も考えているそうで、4年先なので気が早すぎるのは重々承知ですが、
このまま順調にうまくなって、ぜひオリンピックで金メダルを取ってほしい！

Shin

禁断の愛の行方

中盤に差し掛かった秋の連続ドラマですが、今期は数が多い印象のある“恋愛もの”の中で、
一番気になっているのが、TBSで放送されている“中学聖日記”。

観てはいけない？ものほど観たくなる！というか。

内容的には中学生と女性教師の“禁断の愛”を描いたものなので、だいたい予想はできてしまうんですが、
「そこは行っちゃダメでしょう」とか「でも行っちゃうよね〜」とか、心の中で突っ込みながら観ています。

昔は先生と生徒の恋愛や不倫を扱ったドラマも、普通にエンターテイメント？として成り立っていたと思うんですが、
最近は時代なのか、そういうドラマを放送する事自体、受け入れられないような空気もあるみたいですね。

それが良いのか悪いのかはわかりませんが、いろんなものがある中で、観たい人が観れば良いのでは？とワタシは思います。
そしてこの作品、主演の有村架純さん以外にもいろいろと見どころがありまして。

有村さんが勤めている学校の校長役の、夏木マリさんも癖があって良いし、
相手役の中学生のお母さんである夏川結衣さんの、迫真の演技は見ごたえがあります。

そして有村さんの婚約者を奪おうとする、
上司役の吉田羊さんが何を考えているかが読めない！

来週からの後半は3年後が描かれるみたいで、中3だった彼が高3になっている訳ですが、
“禁断”ではなくなった時にどうなるのか？注目です。

Shin

https://youtu.be/b2FqxhnPRLk

二刀流の現在地

この前の日曜日に、NHKで大谷翔平クンの密着ドキュメンタリーを放送していました。

メジャーリーグ1年目で、投手としては故障もあり4勝に終わったものの、
打者としては、日本人ではあの松井秀喜氏を超える1年目で最多の22本塁打をマーク。

分業制が進み、ピッチャーだけでも球数や登板数が制限されるメジャーリーグにあって、
まず“二刀流”を実現した事が驚きです。

右肘を手術したため、来年1年間は投手としては投げられないみたいですが、
だとしたら打者に専念して、ホームラン30本は期待したい！

そんなルーキーイヤーから活躍した彼ですが、開幕前のオープン戦では散々だったんですよね。
投げては打たれ、打率は1割台で「やっぱりいきなりは無理かなぁ」と思っていたんですが。

番組内で明かしていたのは、実は開幕前にイチローさんに会いに行ったそうで。
そこで「自分のポテンシャルを信じて、自信を持ってやればいい」と言われ、ふっ切れたらしい。

ちなみに帰り際にはユンケルをもらったそうで、大谷の活躍はユンケルのおかげ？
それとこの人ほど、野球以外に興味ないんじゃないの？っていう人はいないですよね。

「プロ野球選手になったら、高級車を乗り回したい」という人が多い中で（今はそうでもないのかな？）、
車の免許もまだ持っていないらしい。

「車の免許を取る時間がもったいない」というのがその理由で、移動は通訳の方が運転。
徹底してますね〜。

思えばまだ24歳。
高校からプロ入りしてわずか6年でこの位置にいるのが凄すぎるんですが、今後どこまで進化するのかが楽しみです。

Shin