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時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

夜のパレード Lotus Festival 5

2010年10月05日 | Bloomingtonにて
夜8時30分。ようやく暗くなり、パレードその2がスタート。メインストリートをパーカッション隊を先頭にぞろぞろ。フラッシュは遠慮したのであまり映っていませんが、通りは人でいっぱい。周囲の歩道にもパレードを眺めるギャラリーがかなりいて、写真を撮ったりビデオを撮ったり。やっぱり子供連れがおおいけれど、さすがに夜ということで、夕方よりは大人が多い。

パーカッション隊のリズムは強烈で、闇の中を練り歩く集団のノリも夕方よりより強烈。インディアナ大の正門(サンプルゲート)のところでぐるっと回って元に戻っておしまい。

娘はまだおちびさんなので、ほとんどずっと肩に乗せ、ステップを踏んで揺さぶってあげていたので、最後はかなりくたくたになりました。

Runcible Spoonでお祝い

2010年10月04日 | Bloomingtonにて
Lotus Festivalの記事の番外編。この日は、娘の2歳の誕生日でした。さらに、2日後が嫁さんの誕生日なので2人分お祝い、ということで夕食をRuncible Spoonというダウンタウンのレストランで。ここは、Bloomingtonの中でいえば、なかなかおいしくて雰囲気も悪くないです。お店のウェブページのURLは以下。

http://www.runciblespoonrestaurant.com/

頼んだのは写真のラビオリと、サーモンのソテー。レモネード、オレンジジュースと水で乾杯。娘は歌が大好きで、♪Happy Birthdayを何度もリクエスト。チップも入れて25ドルほど、我が家にとってはたまにしかできないちょっと贅沢な夕食でした。

その日はちょっと暑さが戻ったので外の座席を選択。隣に座っていた3人の一人が話しかけてきたのですが、聞いてみるとノルウェー人。アメリカ人の奥さんと結婚して15年以上アメリカにいるそうです。「母国の魚料理が恋しいですよね」というハナシで共鳴。

そうしているうちに日はすっかり暮れ、パレードその2がはじまる時間になりました。

お絵かき Lotus Festival 4

2010年10月03日 | Bloomingtonにて
パレードが到着したアート広場にはテントが設営してあって、その中には「みんなで地面に絵を描こう」という企画が行われていました。最近お絵かきが大好きな娘はもちろん「あたしもやる」。親二人も付き合いましたが、娘が全くテキトーに描きなぐったあとを何とかしようと描き足した結果、写真のようなワケの分からないものを残すことになってしまいました。周囲には手間をかけた見事な作品がたくさんできあがっていましたが、なぜかそっちの写真はどこかに行ってしまい、これだけがメモリに残っていました。

パレード Lotus Festival 3

2010年10月02日 | Bloomingtonにて
不定期連載状態のLotus Festivalの記事つづき。

土曜日の夕方、5:30から、パレードその1。コンサート会場の公園(3rd Street Park)から打楽器隊と、何なのか不明の(化け物?)仮装をした数人がスタート。それに続いてみんなぞろぞろ、500メートルくらい歩いて、アート広場(写真)に到着。そこでしばらく踊って終了。

当然ながら子供連れが多く、私たちも娘と3人で参加。去年はまだ娘が小さかったので途中で帰りましたが、今年は最後まで。お子さん連れの知り合いにも多数遭遇。もうすぐ2歳の、クリスマスイブに生まれたMarks先生の双子ちゃんにも久しぶりに会いました。

ステージ準備中 Lotus Festival 2

2010年09月30日 | Bloomingtonにて
もうだいぶん前のことになっちゃったけど、Lotus Festivalのつづき。

正式には Lotus World Music and Art Festival というようです。世界中からミュージシャンを迎えるのが趣旨で、ビッグネームではないけれどとても多彩。写真のように、ダウンタウンの通りのあちこちを閉鎖してステージを設置。教会、バー、公園も含めた9つの会場で同時進行でコンサート。このあと、買い物をしていたら、アフリカの衣装を身にまとったRobert Port先生に会いました。あの方はアフリカンバンドでキーボードを演奏するミュージシャンなので(フェスティバルには出ません)。

祭りの準備 Lotus Festival 1

2010年09月18日 | Bloomingtonにて
昨日の金曜日から、Bloomingtonの(クラシックではない)音楽フェスティバルとしてはたぶん最大の、Lotus Festivalが始まりました。今まで5年間は忙しい学期中で、見に行こうという余裕は持てなかったのですが、今年は最後のチャンスなので、思い切って楽しんでしまおうと思います。今日からしばらく、このフェスティバルについての記事を載せます。

昨日、午前中に心理学科のKruschke先生とやっている仕事の関係でミーティング、夕方から嫁さんと娘と待ち合わせる予定にしていたので、学生会館のロビーでデータ分析を続けていたのですが、たまたま開いていたから座った席のすぐ横にあったピアノ(学生会館はホテルになっているのでそういうものもある)にやってきて、おもむろに楽譜を開き、引き出した学生がいました。

弾いていたのはジャズのスタンダードで、メロディをひいてアドリブを数コーラス弾いて、メロディに戻って、次の曲。おそらく、練習してたんだと思います。25曲くらい弾いたでしょうか。知ってる曲もたくさんあったので「あ、まちがえた」と気づくこともあったのですが、まあ上手。うるさくて邪魔どころか、とてもいい雰囲気で作業が進みました。

ところで、演奏してたうち、はじめて聴く曲の一部のフレーズが、「これはどこかで聴いた」と、耳に引っかかる。曲名を教えてもらいました。Polka Dots and Moonbeamsという曲で、調べてみるとシナトラ(もちろんFrank)で有名なのだそう。You Tubeで聴けます。

http://www.youtube.com/watch?v=M7BZPHY2n-4

知ってる人ならすぐピンと来ると思います。Bメロディの途中「♪Suddenly I saw - polka dots and moonbeams all around a (pug-nosed dream)」の部分。似てるほうも思い出しました。大瀧詠一「FUN×4」の「♪コテージをさまよい出て星の降る...」 の部分がそのまんま。インターネット検索をしてみると、やはり指摘している方がいました。

これは、大瀧さんの事だから、もちろん偶然の一致ではなく、もらってきたんでしょう。そもそもこの曲の入っている「A Long Vacation」はあちこちからアイデアを借りてきて翻案をしてるし、この曲もBeach Boysの「Fun Fun Fun」のパロディ(Funをもう一つ増やした)だし。前後のメロディは全然違うので、上手につなげたものだと思います。「ちょっと拝借」を発見したことより、元ネタのほうを新たに知ることができてラッキー。こんなロマンティックなメロディの曲がまだまだたくさんあるんだなと。これも松本隆さんが作詞ですが、曲を書いて、「こういうコンセプトだからFun Fun Fun Funみたいな歌詞を書いてくれ」と注文したのかな? まさか詞が先ってことはなさそう。

待ち合わせのためにダウンタウンに移動すると、フェスティバルの準備が進行中。画材屋さんの前では写真のようにチョークで歩道に絵を描く中学生(?)の集団。上手なものも多い。祭りの雰囲気が出来上がってきました。

落ち葉

2010年09月12日 | Bloomingtonにて
週末、すぐ近くの公園に行って拾ってきました。もう真っ赤。ちょっと雨が降って、それから風が強くなったので、地面にも落ち葉がいっぱい。どんぐりもどんどん落ちてきて、ナラの木などの下にいると、コツンと頭に落ちてくる。

今年もさっそく一日の気温差が大きいので、紅葉はきれいになりそう。それはいいのですが、このペースだと今年も、10月半ば過ぎには葉がすっかり落ちてしまうでしょう。日本より春が来るのが遅いので、それからずーーーーっと、ほとんど4月になるまで新しい葉が出ない。Bloomingtonはほんとうにいいところだと思いますが、木に葉のない、殺風景な景色を見せられる期間が長すぎるのだけが好きではありません。

どこにいるの!?

2010年09月08日 | Bloomingtonにて
月曜日はLabor Dayという休日でした。小学校~高校はお休み、保育園も休業。ただし、インディアナ大学だけは授業をやる(文句もあるそうですが)。それを知らなかった、元近所のモニカ(インド人、大学院生)が、朝保育所に子供を連れて行ってはじめて休みであることを発見、慌ててうちに頼んできました。ということで、その日は朝から授業が終わる夕方まで、お嬢さんを一日預かりました。

もうすぐ3歳のグングンはもうウチにも慣れているし、保育所に行くようになってだいぶん英語が分かるようになってきたので、コミュニケーションも何とか取れる。本人の言ってることは、まだ舌っ足らずだし、別の言語(たぶんヒンディ語)と混じっててあまりよく分からないけど。ウチの娘とはすぐモノの取り合いになるものの、だいたいは仲良く遊べます。

その日は、新たにお子さんが産まれた知り合いのご家族の援助として、夕食を作って持っていってあげる約束にもなっていたので、ニョーボは子供たちも二人連れて、夕方うちを出ました。私は残って仕事。

ところが、いつまで経っても帰ってきません。最初はむこうで長居してるのかと思ったけれど、グングンの迎えが来るという時間になっても帰らないので、これは何かあったに違いない。事故を心配して仕事も手に付かず、でも携帯電話を持っていかなかったようで連絡も取れず、家の中や外をうろうろしていると、車が戻ってきました。

心配かけさせられて最初は怒ってしまいましたが、実はけっこう大変な目にあっていたのです。帰り道が大渋滞、進んでみると警察が車を一つ一つ止めて検問をしている。理由は強盗事件のようなものがあったから。犯人は人にケガをさせて逃走中。「あなたの車が逃走に使われた二台の車のうち一つと同じ車種、色なので、チェックしますのでこちらへ」と止められ、一人の警官が車両をチェックするあいだ、職務質問を受けたのでした。

最初、ネイティブスピードで聞きなれないことを話されてニョーボは、「英語あまりよく話せないんです。夫に電話していいですか」と頼んだのだけれど、それは拒否されたそうです。理由は「こちらにはあなたと夫が話す内容が理解できないから」。入れ知恵されて、誤魔化されても見破れないということでしょう。それはたしかに職務上適切。だから、携帯電話を持っていても解放されるまではどうせ連絡は取れませんでした。「分かりやすくなるよう話しますから、頑張ってください」と言われて、質問スタート。

で、今日この道を通過した目的、これからどこへ行くか、そもそもアメリカにいる目的、連れている子供の一人はあなたと顔が似ていないが、どういう関係か、その子のお母さんは今どこで何をしているか、どの授業に出ているのか(そこまでは知らない!)、などなど、こと細かに聞かれたそう。さらに、麻薬を所持していないか、身体チェック。ついでに実施する義務があるのでしょう。

【追記 日焼けしてガタイのいい、サングラスをかけた警官は、怖かったそうです。丁寧に話してはくれたそうですが、事件が起こったばかり、犯人がいるかもしれないわけだから、警官にも緊迫感があったこともあるでしょう。ニョーボはかなり緊張したとのこと。】

もちろん、最終的には無罪放免。「あなた英語できるじゃないですか」と言われたそうです。ということで、渋滞+尋問で30分近く余計にかかり、帰りが遅れたというワケ。こっちも心配して疲れましたが、彼女たちのほうが災難。怒ってしまって気の毒でした。娘二人は騒ぐこともなく、おとなしく待っていたそうです。無事でよかった。

昨日今日と、地元紙のWeb版を見ているのですが、その事件の記事らしいものが見当たりません。大した事件じゃなかったのか、それともまだ非公開なのか。そもそも犯人たちは捕まったのか。。。

写真は、現在の家の入り口。階段を上がって左側がウチです。

もう秋

2010年09月07日 | Bloomingtonにて
日本は地域によってはまだ暑いという話ですが、Bloomingtonは季節が秋に移りました。今日は久しぶりに暑くなり、日中は32℃くらいまで気温が上がったのですが、明日の最低気温の予想は10℃。毎日ここまで冷え込むわけではないですが、15℃以下はふつう。そんな調子なので、早くも木の葉の色が変わり始めました。例年より若干早いかもしれませんが、とくべつ早すぎるわけでもありません。

写真は、市バスのターミナルの東向かいにある、メソジスト教会の一部と、その脇に立つ木。もう葉の色が変わり始めています。Bloomingtonは秋の空気が入ってくるとすぐに一日の気温差が大きくなるので、紅葉がとても早いのです。娘はこの冷え込みのせいで風邪をひいて、今日は一日ちょっとおとなしめ。9月18日に生まれた彼女に「楓」という名を与えたのは、日本ならちょっと季節違いになるでしょうが、Bloomingtonではそのころにはたいていもう紅葉が始まっています。

4th Street Festival

2010年09月06日 | Bloomingtonにて
先週末の土曜日、例年Labor Dayという休日前の土日にやる、手工芸品の展示会、4th Street Festivalに行きました。これで、2006年から連続5年行ったことになります。写真のとおり、Bloomingtonの4th Streetが会場。この通りはレストラン街でもあり、今回はいくつかの店が露店を出していました。

交差するGrant Streetでは、開催日の土日ともずっと地元のバンドのコンサートが続きます。たぶんアマチュア~セミプロで、かなり実力のあるバンドもあります。行った時に演奏していたのはブルースバンド。落ち着いた息の合った演奏で、中年女性のボーカルが上手でした。ブルース系のバンドの層はめちゃくちゃ厚いようで、Bloomingtonだけでも多数。でもブルースはコード進行がたいてい同じで、だからメロディのバリエーションにも限界があるから、みんな同じに聞こえてくる。そのバンドは最後の曲で、「つぎは私たちの新曲です」と言って演奏を始めました。どうやらオリジナルを作る意欲があるらしいのですが、彼らがどこに自曲のオリジナリティを見出しているのか、深遠すぎて私にはわかりません。

(↓ つづく)