時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

バンドやるぞ!

2006年12月26日 | Bloomingtonにて
秋学期、いろいろあってしんどかったです。ここ数日でやっと精神的に回復。言語学科の院生たちも、友人や親戚の伝を頼って、カリフォルニアやら、シカゴやらに去ってしまいましたが、私は友人と夏に韓国で取ってきたデータの分析をしています。今年のアメリカ中西部は暖冬で、ここまで一度も積雪がない、という珍しい状況でしたが、クリスマスの今夜、ようやく雪が降り、うっすら積もり出してます。朝のニュースでは1インチ程度積もる見込みとのこと。

今日はみんな教会に行ったり、家でおとなしくしてる日なんでしょう。例年通り、バス全面運休、大学図書館も全面休館。私もだ~れにも会いませんでした。でも、昨日までは忙しかった。といっても勉強ではなく音楽。一緒に仕事をさせていただいているK先生が「やろう」と言い出し、昨日20人ほどが集まったクリスマスパーティでキーボード&ギターで歌う、という見世物をば。来てたのはアメリカで生まれ育った中国人や日本人も含め、アジア系ばかりでした。

リーダー&メインボーカリストはキーボードのK先生、歌うのはEaglesのDesperadoとサザンオールスターズの「真夏の果実」と2曲ともスローなバラード。「お前も歌え」とのことだったのでバランス取ろうと選んだのが、Sheryl CrowのEveryday is winding road 大学4年の時のライブ以来久しぶりに人前で歌いました。この夏に日本から持ってきたギターと、エフェクターボードが本当に役立ちました。

5日くらい前から、けっこうマジメに練習。コーラスに「もっと食って(早めのタイミングで)メリハリつけて」など注文付けられたりとか。二人とも、楽譜を読むよりはコードネームを見て適当に弾くタイプなので、演奏に関するコミュニケーションはスムーズ。結果はしょせん素人の業ですが、人と合わせるのは楽しいものでした。「次はこんなのをやりたい」と既にいくつか曲のMP3ファイルをもらいましたが、これまたバラード調ばかり(歌うならそれ以外興味ないらしい)。

デザートのあと「クリスマスソング大会」開始。私はキーボードを使わせてもらって、曲を思い出しつつ適当にコードをつけて伴奏しました。韓国から来ている客員研究員の方が「White Christmas弾いて。つぎはMoon River弾ける?」となんだかノリノリ(酔ってたと思われます)。Last Christmasから果てはLet it beのようなクリスマスに関係ないの歌までみんなが思いつくまま、11時過ぎまで。ホストのK先生ご一家には大変ご迷惑を・・・

写真は裏庭の木のリスです。初秋ごろ、この木の実はおいしいらしくて何匹も来ていましたが、葉っぱがすっかり落ちたのに未だに毎日のようにここに来る。よく見ると、写真右に伸びている枝の付け根にしばしば顔を突っ込んでいるのが分かりました。どうやらそこに「秘密の隠し場所」があるらしい。登ったり降りたり、写真にある幹から幹へ飛び移ったり(地上10m近くで!)。でも、さすがに今夜の雪で、しばらく彼らも引っ込むでしょう。