時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

Maple Syrup Festival

2008年03月02日 | 
以前からお付き合いのあるマイヤーさん一家に誘ってもらい、Maple Syrup Festivalに行ってきました。前から行きたかったのだそうですが、天気やら予定やらがうまく行かず彼らも初めて。Googleで検索してみたところアメリカ各地で行われているようです。われわれはBloomingtonから車で2時間ばかり南に下ったところにあるLeane and Michael's Sugarbushという農家が主催するFestivalに。Websiteもあります。

http://www.lmsugarbush.com/

理解した限りでは、ふだんメープルシロップを作って売っている農家が一年に一度(ここは先週と今週)さまざまな催しを行って客を集めようというもの。やってたイベントは、

メープルシロップ採取の現場を見る森の中ツアー
音楽演奏(アメリカのカントリー)
アメリカ原住民の暮らしの紹介
トマホーク投げ(斧を投げて的に当てる)
ロバの引くカートに乗る

などなどかなり素朴な、アメリカの一昔前の暮らしぶりに触れるというかんじのもの。今日はそこで撮ってきた写真をいくつか載せたいと思います。写真は食事のできる建物の中にあるシロップを煮詰める装置。だから白いのは煙ではなく蒸気です。食事の順番待ちをしている客に煮詰めている途中のシロップを使った紅茶をサービスしてます。



昔のシロップ製法

2008年03月02日 | 
写真はかつてのシロップの作り方のデモ。書いてある説明によると、原住民は鉄の使用を知らず、鍋で煮つめるということをしなかった。そこでとった方法は、焚き火をしてうんと熱くしておいた石を木を掘ったところに入れておいた樹液に入れて徐々に水分を蒸発させていく、というもの。

原住民の食

2008年03月02日 | 
この写真も、ネイティブアメリカン関連のデモ。彼らの住居と食事。主食のトウモロコシのさまざまな利用法と、メープルシロップを使ったキャンディーやケーキを紹介していました。デモを担当している女性が質問に答えていた内容によると、彼らは食物の保存に塩を使うことはなく、なんでも燻製にしていたとのこと。

丸太切り

2008年03月02日 | 
人気で長い列ができていた催しがこれ。丸太を2人用ののこぎりで切る。TVでスピードを競うコンテストを見たことがありました。とくにお子さんなんかはなかなかうまく行かない。難しいのかと思ったら、やってみると意外と簡単。ちなみにこれらの催しはみんな無料。食事とショップの売り上げで儲けるんでしょう。

切った丸太は

2008年03月02日 | 
丸く切った丸太をどうするかというと、近くのお兄ちゃんのところへ持っていくと、後ろに見える焚き火の中で熱くしておいた焼きごてを使って、メープルリーフの型の焼印を押してくれる。私もマイヤーさんもやってもらって持って帰ってきました。

先週天気が悪かったこともあり、今日は大入りで、車200台くらいはいたと思います。だから、列に入って待っている時間がけっこう長く、現地には3時間ほど滞在しましたが、制覇していないイベントがいっぱい。メープル樹液採取のデモは、ほんのちょっとだけのぞき見。ちなみに客はほぼ全員白人系。アフリカ系もいないし、中南米系もほとんどいない、アジア系は私以外一人もいなかったと思います。マイヤーさん一家の趣味のおかげで、面白い体験ができました。