時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

くるみわり人形

2010年12月09日 | Bloomingtonにて
先週の日曜日、インディアナ大音楽学部(ジェイコブズ音楽院)のバレエを見に行きました。行ったのは「くるみ割り人形」。毎年このシーズンにやるんだそうで、金・土・日で4ステージ。知ってはいたのですが急がしくて直前まで忘れていて、思い出したのが遅かったのでしょう、ウェブサイトで買おうとしても、座席は見つかりません、という結果。

これは諦めようと思ってたら、日曜の朝、電話。親しくしてくださっているご家族のお嬢さん、今年もくるみ割り人形を楽しみにしていたのですが、なんと熱を出してしまったとのこと、代わりに行きませんか、と。お嬢さんが気の毒で非常に気が引けたのですが、チケット代を無駄にするよりはいいだろうということで、譲っていただいて、行くことにしました(お金はいいと言われたのですが、それでは申し訳なすぎるので払った)。

言ってみると、やっぱりSOLD OUT。2枚しかないので、嫁さんと娘だけ。迎えにいったとき、音だけ聞こえてきたのですが、なかなかのものだったようです。くるみ割り人形は、アメリカでも子供にとっての定番らしく、お子さん連れが圧倒多数。この日は雪で寒かったのですが、みんなきれいな服を着せてもらってました。アメリカ人は、老若男女、ふだんは非常にカジュアル、というかエエカゲンなので、あまりのギャップに妙な感じを覚えます。

娘は楽しんだようで、「踊って」というと、ニッコニコしながら手を微妙にケイレンさせて妙な踊りを披露してくれます。ああ、キミはそういう認識なのね、と。ただ、ふだんは昼寝するタイミングの2時開園、楽しくても最後は限界で、演奏盛り上がってても眠ってしまった。他にも眠ってる子は多数だったとのこと。2歳を過ぎ、こういうのが楽しめる段階になんとか至ったようで、見せてやれて幸いでした。

写真は開演前にロビーで行われたインディアナ大のレッスンを受けたお子さんたちによる、ハープの小演奏会のようす。


2010年12月01日 | Bloomingtonにて
今年は秋がずいぶん暖かく、気温が零下になる日があまりありませんでした。昨日からようやく寒くなって今朝は雪。といっても、日の最高気温が-1℃ほどなので、これでもまだ例年のこのころに比べれば暖か。娘は近くの公園へ。去年の雪は覚えてないでしょうから、初めて見たような気がしてるのかも。大喜び。去年買ったスキーウェアが、もうほぼぴったりのサイズ。

先週末はちょっとした身体のトラブルがありました。まず娘。朝起きてきてちょっとぐったり、食欲旺盛な彼女が、朝ごはんをちょっと食べただけで、もう要らないと言う。さらに熱っぽい。その日は一日おとなし目。しかも夕方気づくと下痢。でも、その後はわりとすぐに熱も引き、次の日にはほとんど回復。そしてその次の日から今度はワタクシ。朝起きたらおなかが痛い。ご飯が食べられる状況ではなく。ちょっと寝る。その後、すぐ食欲も戻り、普通の生活、ただし腹痛はもう1日続いて、すっと引きました。その他の症状なし。

あとから聞いた話では、消化器官に悪さをするウイルス性の病気が流行っているのだそうです。去年もそういうのがあったような。で、去年も娘からもらったような。子供と暮らすようになってから、病気をもらいやすくなりました。娘にこのウイルスをくれた1歳のお子さんのいるご家庭は、全員が順番にこの病気にやられ、吐いたりなんだりで感謝祭休みが潰れてしまったそうです。うちの子は、父親に似て、感染症系の病気には強いもよう。