防衛省は9日、緊急時に自衛隊による在外邦人の陸上搬送を可能にする改正自衛隊法の成立を受けて、地雷などに耐えられる輸送防護車4両を新たに購入する方向で検討に入った。財務省などと最終調整した上で、12日にも閣議決定する2013年度補正予算案に盛り込みたい考えだ。
輸送防護車は、海外から購入する予定で、米国製の「M-ATV」やオーストラリア製の「ブッシュマスター」と呼ばれる機種の装甲車を想定している。いずれも道路脇に仕掛けられた地雷や手製爆弾に耐えられる機能を備えている。
【共同通信】
在外邦人の陸上搬送のために、あのごっつい装甲車両を購入するってことは、
自衛隊員がむっちゃ危険な所に行くことになるんでしょうか…。
地雷が埋まってるかもしれなくて、道端にはIEDが置かれてる可能性もある、そんな所に…。
日本が外国から購入するわけですから、
自衛隊ガ保有する装甲車には、対戦車地雷に耐える物がありません。
え~っ自衛隊情けな~って声が聞こえて来そうですが、
元々陸上自衛隊は日本の国土での防衛戦を考えた装備や戦術なので、
自衛隊側が地雷を敷く事はあっても、
攻撃側が地雷を敷くことはほとんど無いのではないかと…。
この前お披露目された機動戦闘車なんかも地雷にはめっぽう弱そうでしたし…。
でも、軽量戦闘車両システムの研究として技研本部で絶賛開発中の車両は、
対地雷の事も考えて開発されているみたいですよ。
将来的には開発中のこの車両にバトンタッチとなるのでしょうが、
恐らくPKOなんかにも使うでしょうね~。
M-ATVやブッシュマスターのあのゴツイのが、C-2に載るのかどうかは定かではありませんが、
何だかとうとう日本もMRAP(耐地雷・伏撃防護車両)を所有する時代になったのかと感じます。
今回購入する予定の物も、素の状態だと軽対戦車火器等ででやられちゃうでしょうけど…。