昨年1月、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と、釣り船「とびうお」が衝突した事件。
運輸安全委員会から調査報告書が。
それによると、事故約5分前両船は徐々に接近。
この時おおすみの艦長は、釣り船の船長がおおすみの方向を見ていたことから、
衝突の恐れはないと判断。
ところが、さらに両船の距離が縮んだため艦長は減速を指示。
釣り船はさらに、おおすみに近づく方向に進路を変更。
艦長は一段と強い減速を指示。
汽笛を5回鳴らしたうえで、衝突を避けようと右にかじを切ったが間に合わず、釣り船は転覆。
2人の方が亡くなられました。
ひょっとしたら釣り船側の自衛艦へ、軽い気持ちでの悪戯だったかもしれません。
または船長さんの体調が急に悪くなったのかもしれません。
あの大きい船が見えないわけないですから。
釣り船に乗船していた方は反論されていますが、
船舶自動識別装置の記録が残っているのでほぼ徹底的でしょう。
地球から太陽を見れば、太陽が動いているように見えるのですから…。
この衝突事件に関して私的に危惧することが。
もし、あの釣り船がテロだったら…。
おおすみは、なすすべ無く大きな損傷を受けた事でしょう。
実際過去に、イエメンのアデン港で給油中の米イージス艦に、
爆弾を積んだゴムボートが突っ込み、大爆発を起こした例もあります。
イスラム過激派組織が日本も十字軍の中だと言っているのですから、
今後、意味も無く近づいてきた船がいれば、どう対処するのか…。
こんな事考えるのは私だけかな…。