
米国でF35戦闘機の試験飛行をしたパイロットが、
F35が低価格なF16戦闘機より劣っているとの報告に対し、
米空軍がF35のほうが優れていると反論する声明を発表したそう。
今年1月にF35を試験飛行したパイロットは、
敵機の銃撃をかわしたり敵機を攻撃したりするには、
F35の旋回や上昇の速度が遅すぎると語ったそうです。
F16戦闘機も参加した複数の演習でF35を操縦したというそのパイロットは、
「F35は機動性の面で明らかに不利だった」と…。
F-16との模擬戦闘において撃墜判定を受けたという情報も。
対して米空軍は…
4機のF35が4機のF16と戦闘するシナリオの演習を何度も実施したが、
F35はセンサー、兵器、ステルス能力によりこれらの演習で全て勝利した」と…。
ドッグファイトだったら前の世代機に劣るという事でしょうか。
米軍が言うようにセンサー、兵器、ステルス能力によって、
先に攻撃ができるとは思うのですが…
それだったら…極端な事をいえば、
早期警戒機に長距離空対空ミサイルを搭載できればいいのではと思ってしまったり(笑)
しかしベトナム戦争時、これからはミサイル万能時代が来ると思い、
機銃を付けなかったF-4でしたが、結局機銃も必要とのことで後付けされてます。
どうなんでしょうね…機動性ばかりは後付けできませんからね。
空自はこれを最低でも42機導入予定。
F-4の代替となるF35。
搭載されるセンサー類や高いステルス性に期待がかかる反面、
開発の遅れに加え、ここに来て機動性が良くないとの話に。
絶賛軍拡中の中国軍に対して航空優勢は過去のものとも言われていますが…
どうなる?航空自衛隊。

画像は航空自衛隊Facebookより