やっと沖ノ島も…。
2017年の世界文化遺産登録を目指す候補に選ばれました。
海の正倉院とも呼ばれ、島全体がご神体とされる沖ノ島。
ですが…
女人禁制・島に入るには裸でみそぎを行う。
島内で見聞きしたことを漏らしてはならない。
一木一草も持ち帰ってはならない…等、
昔から続いている独特なしきたりがあります。
当然、ICOMOSの方が調査に来ても、
しきたりを守ってもらわないといけないでしょう。
そうするとICOMOSからの推薦は厳しいのでは…と。
しかも、朝鮮半島製の金の指輪や中国製の金銅製竜頭なども発見されているそうで、
また同じように横槍が入りそう…。
昔は沖ノ島の世界遺産に~と思っていましたが、
今は、神聖な沖ノ島はそっとしといてあげたい、というのが本音です。
ほんと、今後も末長くひっそりと…。
これが今後も沖ノ島が神聖な島であり続ける、もっとも良い選択肢だと私は思うのです。
地元宗像の観光推進されてる方々からは怒られそうですが…。
でも…最近、世界遺産って何だろう?って…。
観光版モンドセレクションみたいな感じですね。
私的に今回選ばれなかった「百舌鳥・古市古墳群」、
これこそ世界に誇れる遺産だと私は思うのですが…。