ロシア・北朝鮮・中国と旧東側諸国と海を隔てて対峙している日本。
太平洋に出ていくときの蓋みたいな地形です。
不安定の弧の東端でおのずと緊張感が高まりがち…。
最近は、北朝鮮の弾道ミサイルも技術向上が見られ、
中国は飽和攻撃が可能なほどの弾道ミサイルが日本に向けられていると耳にします。
そんな中、防衛省は平成29年度の概算要求に、
過去最大となる5兆1600億円程度を計上する方針だそう。
弾道ミサイル防衛態勢の強化を最も重視し、
より能力の高い迎撃ミサイルSM-3ブロックIIAの取得費や、
地上配備型・迎撃ミサイルシステムPAC-3の能力向上に必要な費用を計上。
中国による海洋進出の活発化を見据え、
南西諸島の警備の強化も進めるために計上だそう。
離島奪還作戦などが目的の国産の水陸両用車の研究開発費も計上。三菱重工業が開発を進めていた技術をベースにし、
31年度末まで初期研究を行う予定だそうで、
早ければ30年度予算案に日米共同研究経費を盛り込むそうですが、
これは水陸両用車はもう日米共同ってきまっているんでしょうか。
他にもF35やらの正面装備もあってさらに膨らむのでしょうが…
私的には、正面装備も大事ですがちょっかいかけてきている中国に対し、
疲弊しないよう後方支援をしっかりとやっていただきたいと思います。
強大な経済力や人口を後ろ盾に何をしでかすか判りませんから…。
そんな中、日本政府がフィリピン沿岸警備隊に供与する予定の巡視船、
10隻の最初の1隻が、18日マニラ港に到着したそうです〜
日本政府はさらに巡視船2隻を追加で供与する可能性も示唆したとの事。
覇権を目指す強国に対しては1国での対処は無理。
協力し合わないといかんです〜