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破壊措置命令を常時発令

2016年08月15日 | ミリタリー



北朝鮮は今月3日にノドンとみられる中距離弾道弾をいきなり2発発射。
うち1発は秋田県の西方約250キロの日本海に落下。
日本の排他的経済水域内には初めてのこと。
事前に兆候をつかむことが困難な車両からの発射で、
日本政府は破壊措置命令を発令する余裕がありませんでした。
もし実際に北朝鮮が意識的に日本本土へ着弾させるのであれば、
実戦的なこの方法だと思われます。

北朝鮮の弾道ミサイル発射が相次いでいることを踏まえ、
政府は自衛隊に迎撃態勢を取らせる破壊措置命令を、
常時発令した状態にすることが可能かどうか検討を始め、
8日に3か月間の常時発令へ。
3ヵ月毎に更新し切れ目無く継続するそうですが…

常に破壊措置命令を発した状態にするとなると、
日本海では常に迎撃ミサイルSM3搭載のイージス艦を2隻以上ひつようなのではないかと。
地上では地対空誘導弾パトリオットPAC3を、
常時都心に常時展開しなければなりません。

法的に破壊措置命令が常時発令出来るようになったとしても、
今のままの自衛隊では迎撃部隊は訓練もままならず、
疲弊してしまうのではないかと危惧しています。
SM3搭載のイージス艦は数年後にに2隻増える予定ですが、
空自の高射部隊は増やさないと厳しいのでは…

破壊措置命令の常時発令で、弾道弾迎撃部隊を常時配置しておく。
日本本土への着弾はまず無いだろうから今のままで充分。
どちらが日本にとって最良の選択?
北の脅しに乗せられてる感がありますが、
これを理由に防衛費が上がるのかも…

コメント (9)
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