おかげさまで、先週はかなり忙しく、ブログが更新できずすみません!
今週も予定が出せないかもしれませんが、明日から金曜日まで営業します。
焼き菓子の美味しいときなので、材料と時間と体力に相談しながら焼きます。
実は、原材料がだいぶ高くなっていて(ドライフルーツや、粉や油など)、少しずつ価格の見直しをしなければならないかもしれません。なるべく気軽に手に取っていただけるように頑張りますが。
来週の3日、文化の日は休みます。
おすすめの本。
シリーズ2冊目とは思えないくらい、読み進める毎に強い衝撃。ブレイディみかこさん、本当に格好いい。こういう大人でありたい。
1番考えさせられたのは、ジョンソン政権誕生時の総選挙の際、ブレイディ家の息子さんが通う学校(公立校)は全校生徒で模擬投票をしていて、先生と一緒に各党の公約を読み込んで投票先を決めるという学習をしていた、という話。
そういう所で育ったら、選挙へ行くのが当たり前な大人になるかも。いま、日本の子どもに「10月31日、なんの日?」って聞いたらハロウィン🎃って言う子が多いんやろうなあ。いや、間違ってないけど。
一作目に感じた、未来への希望の色合いは薄く、揺るぐことのない格差の拡がりと、それに対する諦念にも似た気持ちが立ち込めている感じでした。
前述の選挙でも、学校での模擬選挙は労働党が勝利したのに、大人の総選挙は保守党の勝利で、子どもからしたら、「大人はマニフェスト読んでるの?」という結果だったのです。
世界は理不尽に満ちている、しかも、理不尽はものすごく強固な壁で守られている。これが私の感想です。
(日本の)ニュースに出ていた学校の教員の方が、「家庭の経済力が子どもの学力に直結している社会はおかしいと思う」と話しておられました。 今のままでは、子どもたちの未来が明るくないんじゃないか。この本を読んでから、ずっと経済格差について考えています。
今日の次には明日があって、明日もきっとご飯が美味しいだろう。そういう当たり前を信じられる社会を、子ども達には残したいと思っています。
現在の日本の状況、今の暮らしのままで良いと思っていますか?衆院議員選挙、自分の意見と100%合致する候補はいないかも知れない。(私も、実は特定の政党は支持していないです)でも、あの人よりはこの人がマシ、という選び方で構わないから、選挙行こう!と叫びたいです。
何とかして理不尽を打ち破りたいです。