またやってきた、父の命日。
誕生日も命日もそうだけれど、別になんてことはないただの普通の日なんだけれど。
死んだ時間も、医師が下した最終通告の時間であって、息が止まったのはその時間ではないだろう。
別に本当に息が止まった瞬間の時間も何かの意味があるとも思わないけれど。
それでもなんとなくそわそわしてしまって、行く先で私の視界が滲む。
そんなのずっと変わらないんだろうなと思う。
私は認めた自分の思いの分だけ、悲しかったり淋しかったりやってやるぜと思ったり。
土砂降りの雨の中に取り残されているわけでもなければ、オールオッケーなんてことでももちろんない。
先日の七回忌のお説法では「実際になってみんとわからんっちゅうことです」と言うのが印象的だった。
それに甘えるわけではないけれど、私が感じている後悔のようなものが少しだけ和らいだように感じた。
たぶん、これからも持ち続けるだろう感情と、変わりゆくであろう感情と。
たぶん、私の中のひとつの核を成しているものがこのことにはある。
まだ書き足りないような気もしている。
それは今度こそ、少し普遍的なものにしたいとも思う。
でも今日は、いつもよりも、何も考えられない。
友人から、結婚祝いに何か書いてほしいと頼まれた。
ウェディングボードの隣りの小さな額に飾るからと。
もう明後日に結婚式を迎えるというぎりぎりになって私はそれを書き上げた。
平日というのに5時になってしまった。
いや、仮眠というか単に寝てしまって書き始めたのは3時半だったのだが。
私の好きにしていいというから、私の好きな漢字を挙げて一緒に「咲」を選んだ。
余白にも少し言葉を添えて。
白むどころかすっかり夜明け。
引っ越しの段ボールに囲まれて、しっとりした夜明け。
誕生日も命日もそうだけれど、別になんてことはないただの普通の日なんだけれど。
死んだ時間も、医師が下した最終通告の時間であって、息が止まったのはその時間ではないだろう。
別に本当に息が止まった瞬間の時間も何かの意味があるとも思わないけれど。
それでもなんとなくそわそわしてしまって、行く先で私の視界が滲む。
そんなのずっと変わらないんだろうなと思う。
私は認めた自分の思いの分だけ、悲しかったり淋しかったりやってやるぜと思ったり。
土砂降りの雨の中に取り残されているわけでもなければ、オールオッケーなんてことでももちろんない。
先日の七回忌のお説法では「実際になってみんとわからんっちゅうことです」と言うのが印象的だった。
それに甘えるわけではないけれど、私が感じている後悔のようなものが少しだけ和らいだように感じた。
たぶん、これからも持ち続けるだろう感情と、変わりゆくであろう感情と。
たぶん、私の中のひとつの核を成しているものがこのことにはある。
まだ書き足りないような気もしている。
それは今度こそ、少し普遍的なものにしたいとも思う。
でも今日は、いつもよりも、何も考えられない。
友人から、結婚祝いに何か書いてほしいと頼まれた。
ウェディングボードの隣りの小さな額に飾るからと。
もう明後日に結婚式を迎えるというぎりぎりになって私はそれを書き上げた。
平日というのに5時になってしまった。
いや、仮眠というか単に寝てしまって書き始めたのは3時半だったのだが。
私の好きにしていいというから、私の好きな漢字を挙げて一緒に「咲」を選んだ。
余白にも少し言葉を添えて。
白むどころかすっかり夜明け。
引っ越しの段ボールに囲まれて、しっとりした夜明け。
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