ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

言葉は文化

2007-10-26 | イタリア語
明日はイタ語のレッスンがある。これから宿題にとりかからねば。といっても、わからない単語が多すぎて、近頃は辞書引きばかり。。。同じ意味でも、スタンダードな言いまわしや普通の話し言葉では使う単語が異なるため、この単語はスタンダードでその単語は話し言葉……覚えるコツはないものか!

以前、イタリア語通訳の田丸公美子さんの本(セミナーだったか?)にあったけど、例えば、肉を食べる習慣がある文化を持っている国の言葉はそれについての言葉が非常に多くある(正確にはこうは言ってなかったと思うが私はこう理解しました)。例えば、日本語で「牛」はこどもの牛は「子牛」、その肉は「牛肉」。でも、イタリア語で「牛」って雄牛、雌牛、去勢牛、「牛肉」も成長段階とかでいろいろと呼び名がある。日本は魚文化があるから、成長とともに魚の名前そのものが変わる。なぜか?ときかれてもそれが土着の文化だからとしか答えられない。

先週のレッスンでは、イタリアの「刑務所」の言い方を6種類覚えた。犯罪の文化!じゃあないよね。