ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

今月の試作と、目が釘づけの野菜!

2014-08-21 | 日記・エッセイ・コラム
遅れましたが、8月9月のメニューから、かぼちゃのニョッキのご紹介です。ニョッキというと、ニョッキボードを使って粉まみれになって…もいいのですが、今回はあえて成型をしないで仕上げていきます。粉まみれも楽しいのですが、残暑というか猛暑の中、手がベタベタになるのもいかがなものかと思い、短時間で作れるようにしますね。
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さて~、先週、帰省中に親戚宅よりこんなものをいただきましたー!
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何でしょう?maritoに見せたら、目をぱちくりさせてました(笑)
あー、これこれ、これがツボに効くのよね~って肩にかけてツボ押し!


じゃなくて、


あらやだ、こんなところにバッグ置き忘れてたわ~


でもなくて、


「鶴首かぼちゃ」といいます。古くから日本にある種類のようです。皮は薄くてピーラーで簡単にむけます。硬い皮との格闘は無用です。中を切ってみると、ふくらんだところに種があって、細長い部分にはありません。ねっとりあるいはホクホクの日本のかぼちゃとは違って、包丁でスルスル切れます。


イタリアで使うでしょうといただきましたが、これは初めてです(^^;でも、確かにイタリアのカボチャ、サクサクしています(私が使ったことのあるものはです。実際に、イタリアではたくさんの種類のカボチャがあって、日本のホクホクしたカボチャもあるようです)。


ここで、あ、やっぱりと思うのは、かぼちゃとズッキーニが似ているということです。というのは、カボチャはイタリア語で“zucca(ズッカ)”といいます。ズッキーニと似てますね。かぼちゃの仲間なので名前も似ているというわけです。


8月9月の「かぼちゃのニョッキ」は、日本のかぼちゃを使いますが鶴首かぼちゃもフリットなどにしてお出ししようと思っています。なくならないうちに、ぜひお越しくださいませ(^o^)