数日前の新聞に芥川賞作品の告知というより
文芸春秋の宣伝があった。
宣伝文句に惹かれて、読んでみたいと思った。
新聞の定期的記事「ようみうり堂 本」を読むのが好き。
内外の本の紹介を、読んだ人がその本を読みたくなるようにまとめた
評者が偉いと思ってしまう。
その評を読んだだけでその本のほとんどを知ったような気にさせる。
それって、読書感想文を本の後付というか誰か書評を読んで
すませてしまうような、後ろめたい気持ちにさせられる。
読みたいなと思う本はたくさんあっても
多分読まない、積んどくになるだけと予想できるから
小説類は買わない。
かと言って図書館で探す手間も省きたい。
ここ最近買う本は、仕事に活かされそうな音楽関連実用書ばかり。
楽器屋さんにたのむか。急がない時ははコープで(割引がある)
急ぐ時はアマゾンと決まっている。
新聞の広告でみた 芥川賞作品。
たまに普段読まないジャンルを読んでも罰はあたらないだろうと
すぐに近所の本屋に走った。
さて、単品のハードカバーにしようかと迷ったけれど
読んだら気軽に廃品回収に出せそうな文芸春秋誌を選んだ。
2作品掲載されているし、他にもすこし興味のある記事もあったことだから。
そういえば数年前の 確か最年少とか言われた
女流作家の「乳と卵」も文芸春秋で読んだけれど
なんだかだるい内容としか、今となってははっきり記憶がない。
その前の芥川賞なんか「あかずきんちゃん気をつけて」だったかな。
そんな大昔の作品です。
さて 私なりのチャレンジ方法で1作品読破。
最初の数ページを読み
最後の1ページを読み、
途中の話の展開を自分なりに想像しながら
最初の数ページから読み直す。
「共喰い」 書評家じゃないからなんとも言えないですが
ホットカーペットでクッションを抱えて腹這いで読んだのがいけなかったのか
疲れました。
作家の頭の中はすごいですね。
次の「道化師の蝶」 途中で放棄です。
字を追うだけならできそうですが
嫌いな勉強の本ならすぐ眠れるのに、
眠ることも思考も固まってしまいました。
この文芸春秋3月号は、読書家のじいさんにバトンタッチします。
また「本 よみうり堂 」で読みたい本を見つけたから
ネットで検索してみよう。
今度は小説でなくて紀行文です。
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