主人はやさしい。(私もそう思うし、だれもがそう思う)
声を荒げて話することもないし、
愚痴はいっても悪口をいうこともあまりない。
でも 価値観、考え方の差で 静かに私の足を引っ張る。
疲れる。
そのような出来事もつもり積もれば、離婚できるかと思い、
ノートに書きとめていた時もあったが、
書いている自分が情けなくなってやめた。
ペンでノートに書いていると何かしら重い。
ペンが、キーボード、紙がブログに変化しただけなのですが、
少なくとも誰かがちょっとでも見てくださると思うだけでも、
軽くなる。
湧き水を汲んできて、保管している床が この暑さと湿気で、
カビが生えてきた。
昨日、主人と川遊びに行ったついでに水汲みをしたので、
帰ったら、そこを吹き掃除して乾燥させようと考えていた。
帰り道、主人が水を置くところにシートを敷かないと。いいシートがある。
カビが生えていたことをちゃんと見ていてくれたのね。
さて 帰ってみたら、主人はカビの生えている床にシートを敷いて、
その上に汲んできたポリタンクを置いている。
10年前の私なら、
大きな声で指摘していただろう。
いまはそんな体力を使うことはしない。
カビが一面に生えていたのを見ているのにそのうえにシート敷くのは、
ただ 面倒くさいからその上に敷く。
そのままにしていてもいずれはカビは消滅すると思っている。
自分の家と違って、母屋のことだから気にしない。
面倒くさいのか、バカなのか、責任感がないのか、
ま いつもの事。(あきらめるしかないのか)
ふき取ってからシートを敷くものと 当然に思っていた私の考え方が、
見事に覆された瞬間。
そんな考え方をしていた自分を責めるようになってきました。
これって 更年期?
主人が1個のポリタンクを置いたその一瞬にそんなことを考えて、
静かに主人に言った。
普通、拭きとるものと違うの?
帰ってすぐに用意していたバケツを見せた。
そこで 冒頭の性格。
やさしい、声を荒げることもない。
ここで私が 荒げた声で カビを拭くことを考えもしない主人を責めると、
そこだけしか聞いていない人は、
私を悪人と思う。
主人は黙って、 ゴシゴシと力強く、床を二度拭きしてくれました。
主人はいい人です。 拭いてくれるのですから。
私はいそいそとバケツの水を取り替えました。
私はいつも主人のそばに付いているわけにはいきません。
帰ってすぐに、洗濯物を取り込んだり、他の用事をしていたら、
カビの床の上にシートをしいて、
たくさんのポリタンクを置いていたらと思うと、ぞ~っとします。
二度手間になることを考えたら疲れます。
この気持ち、誰もフォローはしてくれません。
ちゃんと拭きとれたのだから。結果オーライでしょ?
すべてこれで片付けられていきます。
川遊びを提案したのは主人、そしてついでに水汲みをしようとしたのは私。
往復150キロ。月に1回は、私が一人で行っています。
昨日は主人の運転で、助手席は娘に任せて、
私は後部座席で道中ほとんど寝ていました。
途中から暑さと疲れのためか頭痛がしてきたのです。
愛想のない妻ですが、
体力温存のために寝かせてくださいね。
その場その場で起きたことを、体力で片付けていくには、
無理がある年になってきたのです。
主人にはもう少し 家の事を後先を考えて欲しいと思います。
こんなことご主人がブログを見てたらどうするの?と心配してくれた人がいます。
見て欲しいわ。
私がブログをしていることは言っていますが、
ブログ自体に興味がなさそうで、見ていないと思います。
なにも このブログを見なくても、
まともなことを書いている、もう一つのお仕事ブログもあるんですがね。