入居重要事項説明書より
「目的」
古民家を改修した昔懐かしい環境のつくりにより
病院や施設でない、家庭の雰囲気を最優先とした住宅を願う方々に
自分の家に居るような環境の中で、こころの安らぎを感じながら生活をしていただく家です。
その人らしく「生きるをまっとうできる」よう、看護師や介護士によるサービスを提供するものです。
新たな居場所として、自然に、穏やかに、心豊かに人生の最後を過ごしていただくことを
目的としています。
施設のくくりとして
サービス付き高齢者住宅でもなく
公的施設の感がある 特別養護老人ホームでもなく
なんだろうなと思ったら
契約書に「特定非営利活動法人」とある。
ちまたによく聞く NPO法人。
言葉は一般化していても NPOとは何ぞや。
ネットでしらべてみる。
わかったような わからんような。
2階のお部屋なので 階段に取り付けた昇降機で2階へ。
10畳ぐらいある広い和室。
11日昼前、初めてお泊りしてみた 父の様子を伺いに
孫を連れて訪問。
孫も くつろいで父のベッドのそばで遊びだしました。
家族はいつきてもいいし、必要なら泊まれる。
初めて一晩寝てみて どんな様子か父の顔をのぞき込んだら
穏やかな顔で、「今朝は三人がかりでお風呂に入れてもらった、
昨夜は便が出た」。と報告をうけた。
大便がでることは重要なこと。
自分で歩けて外出できていたころから 便秘気味だった父。
ここ数ヶ月は、週1回の訪問看護のときに浣腸と指でかき出してもらわないと
出なかった。
これから またどのように体調が変化していくかわかりませんが、
いままでなら、私の顔をみると
まずは、情けなく思うことや、夜がどれだけ長くてつらいか、不満を訴えていたのが
そういうこともなく、家で居たときと同じような障子や床の間もあって
普通の照明器具がついてアットホームな雰囲気で
なんといっても 親切にゆとりをもって対応して下さるので
穏やかに居られたのだろう。
顔を見たら すぐにいびきをかいて寝はじめた。
こりゃ 寝てしまったから帰ろうかと 小1時間くらい滞在。
ここで 人生最後まで穏やかに過ごしてくれたらいいなと思う。
そして おまけ。
ここ、「ほほ笑の森 白浜」の玄関横に
見慣れた台車がぽつん。
そうです 主人が忘れていたのです。
回収してきました。
たぶん、忘れていることすら忘れているでしょうから。
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