Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

野平多美著「1/7佐伯周子リサイタル 批評」批評の批評1(No.1735)

2010-02-21 19:42:49 | 批評の批評
「音楽の友」2010年3月号P141に、「2010年1月7日 佐伯周子リサイタル」の批評が掲載された。ありがたいことである。しかも

佐伯周子本人も私高本も全く予想しなかった批評


が掲載された。
 これは PMJ読者の皆様には是非全文読んで頂きたい。以下は「音楽の友」全文である。


●佐伯周子 p


 シューベルトの音楽に魅せられて、ピアノ・ソロ曲完全全曲演奏会を行なっている佐伯周子。洗足学園音楽大学・大学院を修了し、同大附属音楽教室講師を務めている。シリーズ第7回を迎える当夜は、シューベルト解釈に定評のある岡原慎也をゲストに招いた。これが効を奏し、ヴェテランとの共演による「序奏と自作主題のよる変奏曲」op82-2と「連弾ピアノ・ソナタ」ホ短調を好演。後者の、第1楽章葬送行進曲風の第1テーマと、岡原の充実した音によるコラールの第2テーマがとても美しかった。モーツァルト「ぼくは鳥刺し」のテーマを想起させる第3楽章ロンドでは、同じリズムが続くものの単調にはならず、様々な局面を丁寧に引き出していく。独奏では、「ソナタ」変ホ長調op122において、佐伯はきれいに弾こうとし過ぎていたようにも感じられ、さらに音楽の内面の表現を模索して欲しい。「ソナタ」イ長調op120では、第3楽章ロンドを明快に演奏。(1月7日・東京文化会館<小>)

「音楽の友」2010年3月号P141

野平多美




 これまで、多くの演奏会をプロデュースし、多くの演奏会批評を頂いて来たが、私高本は これほどうれしい批評は初めて! である。何がうれしいか? って、これほどまで

「佐伯周子の左手の超絶技巧」を認めてくれた批評は、初めて!


だったからである(感涙
コメント
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