サード・ライン東の横綱=スタインウェイ。
西の横綱=アサヒピアノ=ハイルンピアノであり、フォイリッヒ(=ウェンドル&ラング)である。販売国に拠りブランドを使い分ける。機種が最も多い国=アメリカ https://pianopricepoint.com/hailun-piano/
日本アサヒピアノHPhttps://www.asahipiano.co.jp/products/asahi/catalog/220117_Asahi_webcatalog_PDF.pdfは5機種。最後の「HG150SE」がカタログ上無い。
◎HG150SE → 日本ハンマー & モンゴルスプルース響板
これが最廉価機種であるが「アサヒブランド」では取り扱わない。「ウェンドル&ラングブランド」で取り上げる。
日本ハンマー=今出川ハンマー。エセックスピアノのハンマーでもある。(パールリバー自社ブランド自社製造ハンマーよりはマシ)
また、198のハンマー=アベル になっているのが違い。多分、アサヒピアノの方が新しい。2022年5月以降の10万円余値上げが反映されているからである。ピアノプライスポイント は、古い情報が残っていることがある。「ベーゼンドルファー155」があるし。日本では新品ピアノは購入不可能><
◎ドイツ1層スプルース響板 > 積層響板 > モンゴル積層響板
◎アベル社ハンマー > ドイツフィルツファブリク社ハンマーフェルト使用ハイルン社製造ハンマー > 今出川ハンマー
レスローワイヤーは共通、巻き線については記述無し。納得。中級品以下は巻き線にまでカネを掛けられないのである><
カワイSKやヤマハSXも同じだよ。
◎中高音が音色を決める
のを熟知しているので、ハイルン社は独レスローワイヤーを徹底的に最廉価機種まで使う。ここがカワイやヤマハと違う。
◎レスローワイヤー > スズキワイヤー > 中国ワイヤー
は理解できる。その差は小さいがw
「サード・ライン = 廉さが命」を大前提に、ヤマハGB1KやカワイGL10やパールリバー150cm と亘り合って生き残った企業である。パールリバー150cmグランドピアノ Pearl River GP150 Grand Piano はこれ。
◎ パールリバー150cm = Aluminum action rail ~ Mortised spruce beams ~ Vertically laminated maple w/solid maple cap, hand notched bridges ~ Slow close fallboard ~ 21 ply maple pinblock ~ Sand cast CNC processed iron plate ~ All spruce laminated soundboard ~ German Roeslau wire ~ Nickel plated, cut-thread tuning pins ~ Warranty: 10 year parts and labor
レスローワイヤー使用。積層響板。ハンマーは何も記載無いので安物。日本の群小ピアノメーカーが「スズキワイヤー + 今出川ハンマー」使用で寿命尽きたことを熟知して「最も安価な部品の1つ = 裸線ピアノ弦 = 独レスローワイヤー」にしているのが特徴。ハイルン150cm・パールリバー150cm が何鍵盤を巻線にしているかは知らない。我が家のスタインウェイB は20鍵盤が巻線、68鍵盤が裸線、「裸線が音質を決める」は正しい。「中国ピアノメーカーは低品質」と思い込む人が多いが、ワイヤーは高品質なのである。
何年前更新か不明だが、ピアノ弦について「スタインウェイ 弦」google検索すると2番目に登場するHP 小林ピアノ調律所|港区白金台のピアノ調律 | 小林ピアノ調律所|港区白金台のピアノ調律
ヤマハ&カワイよりも、ハイルン&パールリバーの方が弦は高品質なのだ! ヤマハCFX&カワイSK-EXがスズキワイヤーとは思えないが。
尚、「スタインウェイ 弦」google検索3番目表示の | ウイスタリアピアノ | ピアノ修理 の会社は信じてはならない。曰く『ウイスタリアピアノでは、お手持ちの国産ピアノの音をスタインウェイピアノと同じレベルに変える事が出来ます。ピアノ弦をドイツレスロー社ピアノ弦に張り替え、 ピアノハンマーをドイツレンナー社スタインウェイオリジナルハンマーに交換いたします。』
響板&胴体&脚も交換しないと、スタインウェイピアノにはならないぞ(怒
google検索上位だからと言って信じると「救われず」。お金が成仏してしまいます。鳩山邦夫夫妻も引っ掛かったんだ><
スズキミュージックワイヤー開発経緯 Wire World ~知る・楽しむ~:日鉄SGワイヤ株式会社 が詳しい。1ドル=360円時代だからねえ。150円時代はレスローワイヤー使って欲しい><
ハイルン社は「151」から開始、2003年のことである。「中国ピアノ製造」として「パールリバー」最廉価機種と張り合う。その後名門フォイリッヒ買収、上位機種を製造。その後、最廉価機種=150SE 製造販売。
とうとう「モンゴルスプルース響板」まで使い始めたがw
柾目寸法が大きいだろうな、モンゴルスプルース響板(泣
・・・が、ヨーロピアンピアノ仕様胴体&脚である。響板の方が圧倒的に価格に影響大。だが、ハイルン社以外の中国ピアノメーカーは、「アメリカピアノ」のみ製造。「響板が鳴る楽器 = ピアノ」認識である。米ボールドウィン → 日本ヤマハ → 中国パールリバー が流れである。
ハイルンは、「ヤマハ解析」もスタインウェイ と並んで世界一を競う。スタインウェイが「エセックスでは日本市場の安値に浸透できず」に撤退したことと比較すれば、ハイルンの方が少なくとも「安値圏」では成功している。「モンゴルスプルース響板」はスタインウェイは思い付かなかった><
「台数が売れる」&「一定以上品質」が中級ピアノである。1967年、ヤマハC3 が殴り込みをかける前は、「ドイツ シンメル」「アメリカ ボールドウィン」「アメリカ チッカリング」「アメリカ キンボール」などが得ていた地位である。この4ブランドの現在は
55年でこの有様、「中級ピアノ」維持は困難><
1984年ロサンゼルスオリンピックでは盛大に盛り上がったのが84台のキンボール ベビーグランドピアノに拠るガーシュイン「ラプソディーインブルー」演奏
オーケストラ内に白いコンサートグランドピアノがあるから85台なんだがw
◎1964年東京オリンピックは ヤマハCF 完成前なので日本ピアノ=学校ピアノの認識
◎2021年東京オリンピックは パールリバー に世界一を越されて20年以上
◎ピアノ協奏曲で日本人作曲家最高=伊福部昭「リトミカオスティナータ」だが世界的には知られていない
で、演奏されてない><
キンボール | 浜松ピアノ社 は、キンボールピアノを写真撮りしている。アメリカ メイソン&ハムリン社 存在をわすれているが。
https://www.asahipiano.co.jp/products/asahi/catalog/220117_Asahi_webcatalog_PDF.pdf 15ページ右に「ステファン・ポレロ2005年製作セミコンサートグランドピアノ」が堂々掲載されている。
ヤマハC6X(212cm)295万円を意識した価格設定。これが売れると「中級ピアノ」になる。現在、中級ピアノで大量に売れているのは、ヤマハC3X(188cm)とボストン163。これに加えられるか? ヤマハCF6 でも指摘したが
店頭に置かないとピアノは売れない。アサヒピアノ218&198 は店頭にて試弾できる環境を作れるか?
300万円以下の中級ピアノを価格順に並べると
アサヒピアノ1層スプルース響板は、ヤマハCXシリーズよりはマシ、と思われる。フォイリッヒ178積層響板がヤマハC2X1層スプルース響板よりもマシだからである。
島村楽器は「ヤマハ&ボストン&アサヒ」、浜松ピアノ店は「フォイリッヒ&ボストン&ディアパソン」のラインアップになる、がアサヒピアノの理想。『ボストン163 は売れ筋だが、11万円追加でセミコンサートグランドピアノ中級品購入可能』になれば、店の売り上げ上がると思うのだが。
『183cmの壁』より長いピアノは6機種、アサヒピアノの183cm以上ピアノのアクションは知らない。アサヒピアノにも浜松ピアノ店にも展示されていないからである。C3Xアクション の方がボストン156アクションより良い。寸法は大事!!!
スタインウェイが2022年現在も乗り越えられていない壁である。
西の横綱=アサヒピアノ=ハイルンピアノであり、フォイリッヒ(=ウェンドル&ラング)である。販売国に拠りブランドを使い分ける。機種が最も多い国=アメリカ https://pianopricepoint.com/hailun-piano/
- HG218 → German “Abel” hammers ~ Röslau strings ~ Duplex scaling ~ German solid spruce soundboard
- HG198 → Reinforced German felt hammers ~ Röslau strings ~ Duplex scaling ~ German solid spruce soundboard
- HG178 → Reinforced German felt hammers ~ Röslau strings ~ Duplex scaling ~ Mountain spruce laminated soundboard
- HG161 → Reinforced German felt hammers ~ Röslau strings ~ Duplex scaling ~ Mountain spruce laminated soundboard
- HG151 → Reinforced German felt hammers ~ Röslau strings ~ Duplex scaling ~ Mountain spruce laminated soundboard
- HG150SE → Japanese Hammers ~ Röslau strings with duplex scaling ~ Mongolian mountain spruce soundboard
日本アサヒピアノHPhttps://www.asahipiano.co.jp/products/asahi/catalog/220117_Asahi_webcatalog_PDF.pdfは5機種。最後の「HG150SE」がカタログ上無い。
◎HG150SE → 日本ハンマー & モンゴルスプルース響板
これが最廉価機種であるが「アサヒブランド」では取り扱わない。「ウェンドル&ラングブランド」で取り上げる。
日本ハンマー=今出川ハンマー。エセックスピアノのハンマーでもある。(パールリバー自社ブランド自社製造ハンマーよりはマシ)
また、198のハンマー=アベル になっているのが違い。多分、アサヒピアノの方が新しい。2022年5月以降の10万円余値上げが反映されているからである。ピアノプライスポイント は、古い情報が残っていることがある。「ベーゼンドルファー155」があるし。日本では新品ピアノは購入不可能><
◎ドイツ1層スプルース響板 > 積層響板 > モンゴル積層響板
◎アベル社ハンマー > ドイツフィルツファブリク社ハンマーフェルト使用ハイルン社製造ハンマー > 今出川ハンマー
レスローワイヤーは共通、巻き線については記述無し。納得。中級品以下は巻き線にまでカネを掛けられないのである><
カワイSKやヤマハSXも同じだよ。
◎中高音が音色を決める
のを熟知しているので、ハイルン社は独レスローワイヤーを徹底的に最廉価機種まで使う。ここがカワイやヤマハと違う。
◎レスローワイヤー > スズキワイヤー > 中国ワイヤー
は理解できる。その差は小さいがw
世界一ヤマハを調べ抜いたピアノメーカー = ハイルン社 = フォイリッヒ(=ウェンドル&ラング)
「サード・ライン = 廉さが命」を大前提に、ヤマハGB1KやカワイGL10やパールリバー150cm と亘り合って生き残った企業である。パールリバー150cmグランドピアノ Pearl River GP150 Grand Piano はこれ。
◎ パールリバー150cm = Aluminum action rail ~ Mortised spruce beams ~ Vertically laminated maple w/solid maple cap, hand notched bridges ~ Slow close fallboard ~ 21 ply maple pinblock ~ Sand cast CNC processed iron plate ~ All spruce laminated soundboard ~ German Roeslau wire ~ Nickel plated, cut-thread tuning pins ~ Warranty: 10 year parts and labor
レスローワイヤー使用。積層響板。ハンマーは何も記載無いので安物。日本の群小ピアノメーカーが「スズキワイヤー + 今出川ハンマー」使用で寿命尽きたことを熟知して「最も安価な部品の1つ = 裸線ピアノ弦 = 独レスローワイヤー」にしているのが特徴。ハイルン150cm・パールリバー150cm が何鍵盤を巻線にしているかは知らない。我が家のスタインウェイB は20鍵盤が巻線、68鍵盤が裸線、「裸線が音質を決める」は正しい。「中国ピアノメーカーは低品質」と思い込む人が多いが、ワイヤーは高品質なのである。
何年前更新か不明だが、ピアノ弦について「スタインウェイ 弦」google検索すると2番目に登場するHP 小林ピアノ調律所|港区白金台のピアノ調律 | 小林ピアノ調律所|港区白金台のピアノ調律
ヤマハ&カワイよりも、ハイルン&パールリバーの方が弦は高品質なのだ! ヤマハCFX&カワイSK-EXがスズキワイヤーとは思えないが。
尚、「スタインウェイ 弦」google検索3番目表示の | ウイスタリアピアノ | ピアノ修理 の会社は信じてはならない。曰く『ウイスタリアピアノでは、お手持ちの国産ピアノの音をスタインウェイピアノと同じレベルに変える事が出来ます。ピアノ弦をドイツレスロー社ピアノ弦に張り替え、 ピアノハンマーをドイツレンナー社スタインウェイオリジナルハンマーに交換いたします。』
響板&胴体&脚も交換しないと、スタインウェイピアノにはならないぞ(怒
google検索上位だからと言って信じると「救われず」。お金が成仏してしまいます。鳩山邦夫夫妻も引っ掛かったんだ><
スズキミュージックワイヤー開発経緯 Wire World ~知る・楽しむ~:日鉄SGワイヤ株式会社 が詳しい。1ドル=360円時代だからねえ。150円時代はレスローワイヤー使って欲しい><
ハイルン社は「151」から開始、2003年のことである。「中国ピアノ製造」として「パールリバー」最廉価機種と張り合う。その後名門フォイリッヒ買収、上位機種を製造。その後、最廉価機種=150SE 製造販売。
積層響板にしても、胴体&脚を「ヨーロピアンピアノ仕様」厳守 がハイルン
とうとう「モンゴルスプルース響板」まで使い始めたがw
柾目寸法が大きいだろうな、モンゴルスプルース響板(泣
・・・が、ヨーロピアンピアノ仕様胴体&脚である。響板の方が圧倒的に価格に影響大。だが、ハイルン社以外の中国ピアノメーカーは、「アメリカピアノ」のみ製造。「響板が鳴る楽器 = ピアノ」認識である。米ボールドウィン → 日本ヤマハ → 中国パールリバー が流れである。
ハイルンは、「ヤマハ解析」もスタインウェイ と並んで世界一を競う。スタインウェイが「エセックスでは日本市場の安値に浸透できず」に撤退したことと比較すれば、ハイルンの方が少なくとも「安値圏」では成功している。「モンゴルスプルース響板」はスタインウェイは思い付かなかった><
ヤマハC3X & ボストン156 を目標に「中級ピアノ」に加わる、が目標の ハイルン=アサヒピアノ=フォイリッヒ
「台数が売れる」&「一定以上品質」が中級ピアノである。1967年、ヤマハC3 が殴り込みをかける前は、「ドイツ シンメル」「アメリカ ボールドウィン」「アメリカ チッカリング」「アメリカ キンボール」などが得ていた地位である。この4ブランドの現在は
- シンメル → 中国香港パーソンズピアノの子会社
- ボールドウィン → 中国香港パーソンズピアノに全量サード・ラインで製造委託
- チッカリング&キンボール → ボールドウィン傘下になり製造中止
55年でこの有様、「中級ピアノ」維持は困難><
1984年ロサンゼルスオリンピックでは盛大に盛り上がったのが84台のキンボール ベビーグランドピアノに拠るガーシュイン「ラプソディーインブルー」演奏
オーケストラ内に白いコンサートグランドピアノがあるから85台なんだがw
◎1964年東京オリンピックは ヤマハCF 完成前なので日本ピアノ=学校ピアノの認識
◎2021年東京オリンピックは パールリバー に世界一を越されて20年以上
◎ピアノ協奏曲で日本人作曲家最高=伊福部昭「リトミカオスティナータ」だが世界的には知られていない
で、演奏されてない><
キンボール | 浜松ピアノ社 は、キンボールピアノを写真撮りしている。アメリカ メイソン&ハムリン社 存在をわすれているが。
https://www.asahipiano.co.jp/products/asahi/catalog/220117_Asahi_webcatalog_PDF.pdf 15ページ右に「ステファン・ポレロ2005年製作セミコンサートグランドピアノ」が堂々掲載されている。
フォイリッヒ218&198 = ドイツスプルース響板 + アベルハンマー → 270万円&210万円
ヤマハC6X(212cm)295万円を意識した価格設定。これが売れると「中級ピアノ」になる。現在、中級ピアノで大量に売れているのは、ヤマハC3X(188cm)とボストン163。これに加えられるか? ヤマハCF6 でも指摘したが
店頭に置かないとピアノは売れない。アサヒピアノ218&198 は店頭にて試弾できる環境を作れるか?
中級ピアノのラインアップを充実させたい 島村楽器 と 浜松ピアノ店 にアサヒ(フォイリッヒ)198&218 を置いて頂く
300万円以下の中級ピアノを価格順に並べると
- カワイSK-2(180cm) → 300万円
- ボストンGP-178PEii → 296万円
- ヤマハC6X(212cm) → 295万円
- ヤマハC5X(200cm) → 280万円
- アサヒ218 → 270万円
- ボストンGP-163PEii → 259万円
- ディアパソンDG-183 → 250万円
- ヤマハC3X(186cm) → 240万円
- ボストンGP-156PEii → 230万円
- アサヒ198 → 210万円
- ディアパソンDG-166 → 180万円
アサヒピアノ1層スプルース響板は、ヤマハCXシリーズよりはマシ、と思われる。フォイリッヒ178積層響板がヤマハC2X1層スプルース響板よりもマシだからである。
島村楽器は「ヤマハ&ボストン&アサヒ」、浜松ピアノ店は「フォイリッヒ&ボストン&ディアパソン」のラインアップになる、がアサヒピアノの理想。『ボストン163 は売れ筋だが、11万円追加でセミコンサートグランドピアノ中級品購入可能』になれば、店の売り上げ上がると思うのだが。
『183cmの壁』より長いピアノは6機種、アサヒピアノの183cm以上ピアノのアクションは知らない。アサヒピアノにも浜松ピアノ店にも展示されていないからである。C3Xアクション の方がボストン156アクションより良い。寸法は大事!!!
スタインウェイが2022年現在も乗り越えられていない壁である。