詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

入院中の読書日記から (1)

2007年02月27日 | Weblog
いつか憎む日があるかもしれないと思って愛せよ。
いつか愛する日があるかも知れぬと思って憎め。
  (「石ころのうた」三浦綾子)

病院で夜更かししては本を読んでばかりだったせいか・・入院中に風邪をもらってしまって鼻水が止まらないナー。
三浦氏の故郷の旭川は戦前には軍都だったらしい。

彼女の「母」という小林多喜二の母親の伝記的小説もそうだったけど・・
北海道の文学はー内地のような伝統や文化の蓄積やしがらみが無いぶんだけ・・荒々しい大自然と赤裸々な人間関係や飾りの無い人間の芯のようなものが大きな魅力ではないかと思う。