詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

日本もアメリカも頭でっかちの肥満児にそっくりだと思うすます

2007年02月05日 | Weblog
ますます巨大化し、国民の上に君臨する官僚制度のために、この二つの国の国民は今や息も絶え絶えの有様だ。
アメリカは軍産複合体のために、日本は政官財の税金ネコババ構造のために、税金の大半が闇へとゆく構造になっている。

以上のことが原因となって、税的負担はますます増大し、年金・保険・医療・教育等の公共的サービスはますます切り捨てられつつある。

まずなすべきことは、これ以上の税的負担増と公共的サービスの劣悪化に歯止めをかけて、談合や天下りや○○法人等での税金ネコババに対して、きちんと法治国家として厳罰に処すこと(脱税や違法行為に対しても、財産没収を含めた罰則強化をして税収アップをはかるべきだ)が、この腐りきった国を再生する第一歩ではあるまいか?
いじめや差別(年齢、性別等・・)も、犯罪行為なのだから・・現在の警察・教育委員会・諸行政組織で対応できないというのならば、NPOやNGOを主体にした新しいシステムを新設すべき時代なのではないかと思う。
このままでは冗談ではなくて・・相当に深刻な亡国の危機ではないのだろうか?

「格差拡大」ではなく「貧富差拡大」と正確に言うべきなのでは?

2007年02月05日 | Weblog
7年連続で勤労者の給与所得が減少しているそうだ。
それ以上に深刻なのが、年収200万以下のヤングプアーや老人等の増加が著しくて・・全体の二割の千百万人を占めるという。

働いても働いても・・生活保護以下の年収しかなくて健康保険もなく、医療費が無料の生活保護世帯以下のくらししかできない国とはいったい何なんだろうか?
自民党政治家や官僚は、日本の賃金は世界一高いというのが口癖だが・・
それは業績好調の大企業だけの話である。

これへの解決策としては、税的負担を軽くするか・・同一作業同一賃金を法制化するしかないのではないか?
無策でどころか・・国民貧困化政策ばかり採ってきたこんな国は全く必要がない存在だ。
高級官僚や税金ネコババ官僚や、その利権に巣くう政官財は全く必要がないもんだと思う。
官僚組織の半減と、利権の巣窟の○○法人をすべて廃止して、ガラス張りのNPO・NGOへの支援による代行こそが必要ではないかと思う。

大昔の自作短歌手帳からー

2007年02月03日 | Weblog
ふたたびの
カク首の冬に目覚めては
砂吐く蜆の口に見とれる

君に降る
落ち葉の行く末追うぼくに
「どうしてたの?」と問える君かな

さよならが
言いたかっただけ吹きつのる
君のマフラ-に降り積む雪に

ニュ-ギニアから
飢え逃げのびし兵のまま
伯父は植林す海見る丘まで

血みどろの
こぶしサイズの壁の穴
我が青春の喫水線上

ひと夏の
怒りを画布の真ん中に
ヒトデ五本は君の手のなか

行くものは
樹の香ばかりの駅裏で
君を想えば新緑渦巻き

漆黒の
サイロに登らば鬼となり
おそるおそると吐息捕らえる

牧草を
積み疲れては君の夢
信号みたいな桜桃見上げて

岩ツバメ
出で入る崖のふるさとの
一本路の君を追いかけ

盲腸の
君を見舞いの桜桃忌
「毛は剃ったの?」と太宰真似つつ

劣等生と
なりたる僕が吹雪くたび
外へ駆けだし叫んだ君の名

柳沢大臣擁護論にはびっくりした!

2007年02月02日 | Weblog
「男は種馬だ」という発言なら笑って済ませられると思うのだが・・
それでは「女は子供を生む機械」との違いは一体どこにあるんだろうか?

それは男女差別や年齢差別のきつい日本の社会構造にあるんでないかと思う。
ぼくは男なんで詳しくはわからないが・・天下のトヨタグループでも30歳近くなると大半の女性社員たちは辞職へと追い込まれていたようだったし・・
中年以上の女性の仕事は、男性などとは比較にならないほど皆無に近いのではないかと思う。

子育ても教育も社会保障やセイフティネットもー日本は世界最悪の環境になりつつあるのではないのかと思う。
そしてその原因は、企業や勤勉で教育熱心な国民に任せきりにしてきた国の責任ではないかと思う。

そんな奢り高ぶった権力者たちの本音がついポロリとでたもんだろうけど・・
潔く、責任をとるべき時はとる方がいいではないかと思う。
権力に汲汲としてしがみつくのは、あまりに見苦しすぎる。