詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

バブル以前にすべて戻してみてはどうなんだべか?

2008年05月10日 | 政治
「日本憲法を世界遺産に」という運動はどうなったんだろうか?素晴らしいアイデアでないかと思う。

それと、国の存在理由の最たるものは富の再分配機能なので、一度バブル以前にすべて戻してはどうかと思う。(税金・地価・各省庁地方予算・福祉・医療・民営化・○○法人等・・)そこからの再出発を考える法が、現実的なのではと思う。悪法はどんどん廃止し、税金ネコババ天下り官僚たちの巣窟はどんどん廃止して。

軍事について例をとるとー軍事費削減・米軍基地半減等の諸々の理想への段階的ステップを・・例えば十年後には軍事費半減、米軍への援助や米軍基地半減・・等を次の到達目標として示すべきではないかと思う。
相変わらず私利私欲しか考えてないらしい小泉先生ではないが・・聖域なき官僚組織&悪法の変革が早急に必要だと思う。



「格差」とはー正確には「不平等」ではないのか?

2008年05月05日 | 政治
2006年7月、OECD(経済協力開発機構)は日本に対して「日本は異様な格差(不平等)社会になっている」という経済審査報告書を提出した。

具体的にはー「ジニ係数(所得や資産の分配の不平等度を示す数値)が、すでにOECDの平均以上になっているだけでなく、相対的貧困率が先進国のなかで最悪のアメリカに肉薄しつつある。とくに、子供のいる家族の相対的貧困率は、アメリカをすでに抜いている。さらに独り親(母子家庭)の相対的貧困率はアメリカを大幅に抜いて世界で突出している」と指摘されている。

日本の首相はというとー
「格差のどこが悪い?」と言ったらしいけど・・格差とは不平等と同じ意味だ。「不平等のどこが悪い?」という苦労知らずのお坊ちゃん世襲政治家たちは、憲法違反のみならず、われわれの血税から膨大な報酬をもらいながら、職務放棄ではないのか?自分たちはぬくぬくとその特権階級的な恩恵を受け続けながら・・

政治や政治家の最低限の仕事とはー
憲法にうたわれた人権の擁護や不平等の解消、そしてなによりも、富の再配分機能ではないのか?

どうしてかと言えば、弱肉強食&貧富差が増す一方のの市場システムにまかせていては、経済格差・不平等は際限もなく増大してゆき、ついには国・社会が成り立たなくなってしまうというのは、もう百年も前から言われ続けていたことだ。そしてそのためにこそ、国による富の再配分機能が必要なのだと!

平等にも二種類ある。機会の平等と結果の平等と。日本では機会の平等は世界最悪だ。最初からスタートラインが違っている。世襲議員等のコネや富裕層の子息は、ゴール直前からスタートし、差別された低学歴者・女性・高齢者・転職者・フリーター等はゴールのはるか遠くに位置付けられる。そして生活も不可能な200万円以下の年収へと追い詰められてゆく。これからますますその方向へと。

結果の平等もそうであって、エリート天下り官僚たちは、二重・三重に手厚く保護された退職金法律によって膨大な退職金を手に入れては優雅な天下り遍歴を楽しむことになっている。我々の血税で・・、


夢の世界

2008年05月04日 | 日記
最近いよいよ
夢をみることが多い
何度この世界の始まりを夢に見たり
散り散りになってゆく
この世の終りを夢見たことだろう

現実では
良くも悪くも現状維持だけど
夢の世界では
別な法則が支配する
ぼくらの希望が終わる地点から
ぼくらの夢が立ち上がりはじめる

現実では 
すべてのものは
現状維持を目指して試みられる
政治がなすべき富の再配分も
誰にも平等な公共サービスも
軍隊や警察や司法という強制力さえも
現在を維持し
不慮の事態に備えるためのものだ

けれども
夢の世界では
それとは
まったく違う法則が支配している

夢の世界では
ぼくらの想像力は開放される
どんなに 遠い過去にだろうと
どんなに 果てしない未来にだろうと
そこでは 
誰もがかけがえのない主人公

夢の世界では
どんな失われた物や
懐かしい人々にさえ
出会うことができる
夢の世界では
死がそのまま
新しい生になる


閨閥政治の弊害

2008年05月03日 | Weblog
世襲政治家で
誰かまともな政治家がいただろうか
小沢一郎が
稀な例外だったのかもしれない

歴代首相の小泉・安倍・福田と
なすべき事とは正反対のことばかりやってきた結果が
今日の日本の斜陽化や国民の困窮化ではないのか
税的負担増よりも減税が必要だったと思う。
デフレ政策よりも、バブル直前へ戻すことが必要だったと思う。