今回は
フロントサスペンションを設置するです。
R35GT−Rの
フロントサスペンションメンバーは
レースカー並みに高い剛性を誇ります。
独特なU字パイプによる構造体で
通常は4点でゴムブッシュを介して
ボディにマウントされるが
GT-Rでは
6点リジットマウント方式を採用し
結合部の剛性を高めています。
また
ボディスタビライザーとしての
機能も持っています。
いよいよ
本音を言うと中途半端に仕上がっていますが
フロントサスペンションを車体に
組み込んでいきます。
STEP1
フロントサスペンションメンバーと
ヒンジ
フロントサスペンションメンバーに
取り置きしていたヒンジを組み込みます。
各ヒンジと設置する部分には
刻印が記してありますので
間違えないように確認します。
刻印を確認したら
各ヒンジの形とフロントサスペンションの突起を
合わせてネジで固定していきます。
製作されている方は
固定するとき気付いたかと思いますが
突起を合わせたとき
ピッタリ合うのではなく
アソビがありますので
慎重に取り付けましょう。
のちに
サスペンションのロワアームを合わせた時
このヒンジがズレていると
また締め直さないといけません。
STEP2
フロントサスペンションメンバーと
フロントドライブシャフト
フロントサスペンションに
フロントドライブシャフトを取り付けます。
組み立てガイドでは
斜傾を目安にと記載されていますが
ドライブシャフトの根元部分が違いますので
そちらを確認して取り付けました。
フロントサスペンションメンバーに
フロントドライブシャフトを取り付けると
このようになります。
STEP3
フロントサスペンションメンバーと
フロントサスペンション
フロントサスペンションメンバーに
フロントサスペンションを組み込みます。
先程取り付けたヒンジが曲がって付いていると
ここが上手く合わないと思います。
ここは
可動部なので
ロックタイトを使用してネジを固定しています。
やはり
少し物足りない感じですね……
製作されている方は感じると思いますが
フロントドライブシャフトの先端も
固定されている訳ではないので
サス機能を確認した際
ドライブシャフトの動きがおかしいです。
まぁ……
ここは電池ボックスがあるので
中途半端な作りにしているのだろうけど
残念ですね。
STEP4
フロントサスペンションと
フロントスタビライザーブラケット
フロントサスペンションに
フロントスタビライザーブラケットを取り付けます。
このブラケットも
刻印と向きがありますので
しっかりと合うように取り付けていきます。
本来のスタビライザーは
一直線ありますが
このデアゴ仕様はぶった切られています。
………なので
日産グローバル本社に飾られていた
PMパッケージ同様の
シルバー塗装をしないで
あえて黒色にしてみました。
STEP5
フロントサスペンションメンバーと
フロントブレーキキャリパー
フロントサスペンションメンバーに
フロントブレーキキャリパーの
コードを差し込みます。
外れやすい場合は
合成ゴム系の接着剤を使用するとの事です。
STEP6
フロアパネルと
ブレーキペダルスイッチベース
フロアパネルに
ブレーキペダルスイッチベースを
取り付けます。
ブレーキペダルスイッチベースの底面にある
突起をフロアパネルの穴に差し込んでから
ネジで固定していきます。
ブレーキペダルスイッチベースを
取り付けるとこんな感じになります。
STEP7
フロアパネルと
フロントサスペンションメンバー
フロアパネルに
フロントサスペンションを組み込みます。
下画像に記した
フロントドライブシャフト(青印)と
ステアリングシャフト(赤印)は
オイルパンに記した色部分の溝に
収めるようにします。
あとは見辛いですが
ステアリングシャフトの四角いフレームの中に
ステアリングラックのブレーキ部分が
収まっていることを確認しましょう。
ここが合っていないと
ハンドル操作した時に
このステアリングシャフトが機能しません。
この上画像を見て
『あれ?』って思った方は流石ですが
ちゃんと報告させて頂きますと
このステアリングシャフトの取り付け向きは
間違っていました(^_^;)
この取り付けだと
四角いフレームとステアリングラックは
合うことはありません。
ちゃんと組み直してから
フロントサスペンションメンバーを
フロアパネルに組み込みます。
組み込んだら
フロントサスペンションメンバーの四ヶ所を
ネジで固定していきます。
ネジ締めする時
ブレーキキャリパーのコードが
ちゃんと溝にハマっているかの
確認もしましょう。
これで今回の作業は終了です。
え!?
終了ですか??
スプリングがある方は
ネジで固定しないんですかね??
まさかの次号のステップ増やしのために
保留されたんじゃないでしょうね……
ネジは
多めに取り置きとなっているので
ここでネジ固定できるはずなのですが
あえて作業しない意図が分からないです。
まぁ…
こういう取り置き保留は慣れてますけどねww
次回は
『フロントタイヤを設置する』です。
ここでまた週刊シリーズの醍醐味と言いますか
避けて通れない道と言いますか
次号画像では
ダッシュボード類のパーツと
基板が提供さてますが
このタイトルコールからして
この提供パーツ丸々取り置きパターンのようです。w