「Well to Wheel」(石油田から車輪まで)という概念で、重油をくみ上げ、発電して、クルマを動かすまでのすべての過程で発生するCO2を合計して、車1キロメートル走行あたりに排出されるCO2を算出する手法があって、経済通産省の算出データがあった。
ガソリン車は、発電電力は使わないので、ガソリンを精製するまでのCO2と車を動かすまでの発生を加えたものになるし、FCVならば、どのように水素を作ったか、というところから、車輪を動かすところまでのすべての過程で発生するCO2を合計する。同様に、EVも、どのような電力を用いてバッテリーを充電し、車輪を動かしたか、そのすべての過程で発生するCO2を合計する。その結果を下記に示す。これらの値も、2014年時点での算出なので、だいぶ変わると思うが、2014年時点での算出ではやはり電気自動車が優れている。もうひとつの考慮事項はスタンドで、ガソリンスタンド、水素スタンド、電気スタンドのコストがはいて血ない。これをも考慮すると電気自動車がハイスコアー。
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