また、RFIDの決済システムができると流通業が大きく変わります。ローソンは、16年12月にパナソニックと共同で、「ローソンパナソニック前店」(大阪府守口市)で完全自動セルフレジ機「レジロボ」を導入した実証実験を行いました。さらに、18年2月には「ローソン丸の内パークビル店」(東京都千代田区)にて、電子タグから取得した情報を、サプライチェーンで共有する実験を行いました。

 こういった実験を積み重ね、「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」に基づき、25年にRFID決済の実用化をめざしています。これらの取り組みは、無人レジの仕組みを作りたいというより、レジ待ちを解消するのが目的です。

AmazonGoは、すでにこの考えよりはるか先に行っているものを、この2月に実現している。なんだか日本のコンビニ改革の発想、みすぼらしすぎる。