勝手、電気産業の頂点にいたGE、最近は、業績が少しづつ、悪化していたが、遂に、11月9日、航空、ヘルスケア、エネルギーの3つの上場企業に分割する計画を明らかにした。GEは鉄道車両事業や家電事業を売却済みで、石油・ガス事業はスピンオフ(分離・独立)させた。2008年の金融危機以降は重荷になっていた金融サービス子会社の大半も売却したが、退潮は止められなかったのだろう。
一方、日本の勝手の大電気会社、東芝も、「インフラ」「デバイス」「半導体メモリー」の3事業を三つの会社に分割するとことを検討しているというニュースが出ている。
GEと並ぶ世界的な総合電機メーカーの日立、安定しているように見えるが、総合電機メーカーの置かれている経済上の立場は、厳しいものがあるように見えるから、もしかしたら、、専門分野ごとの分野化に迫られる恐れはあるのでは?
この日発表した動きは、GE縮小への取り組みの集大成といえる。