全固体電池は、Li電池の不安定な電解液を、固体化して衝撃に強いものにしたものではある。しかし、2次電池として、Li電池以外にも、いろいろ研究されているが、結局、Liが、優れているという事か?
全固体電池について、より分かり、科学情報出版株式会社が解説していたので、引用した。
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LI電池の構造は、正極は、「活物質」(リチウムイオンを取り込む/放出する役割をするもの)、「導電助剤」(電子の伝導性を助けるためのもの。おもにカーボンブラックが使用されます。)、「バインダー」(活物質や導電助剤を結びつける役割をするもの。一般的には、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)という樹脂が使用されます)、の3つが主材料として使用されています。
このうち、活物質のまわりにある導電助剤が、電極中でどのような状態にあるかで、電子伝導性(電池の抵抗)が大きく変化します。
EV-tech.jpとは
三元系正極材(NMC)はニッケル・マンガン・コバルトを主成分としており、リチウムイオン電池の正極材として、主にハイブリッド自動車などの電動車向け電池に使用されています。
全固体電池は、大きく『バルク型全固体電池』と『薄膜型全固体電池』とに分けることができます。
<バルク型と薄膜型の特徴>
バルク型全固体電池 | 薄膜型全固体電池 |
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バルク型全固体電池は、一般的なリチウムイオン電池と構造的には似ており、違いとしては固体電解質を使用しているという点が挙げられます。 そのため、実用化においては、高い導電率を示す固体電解質の開発や、界面形成が容易な固体電解質の開発がカギとなっています。 |
薄膜型全固体電池は、気相法(スパッタ法、真空蒸着法、パルスレーザー堆積法など)を用いて薄膜を積層させることにより、作製されています。 すでに実用化されており、サイクル寿命に優れていることが実証されています。 |
日立造船のWebサイト掲示資料