AFPによると、NASAは、25日東海岸の時刻で 07:20AM(日本時間夜9時20分) に、南米の仏領ギアナから、フランスの大型ロケット「アリアン 5」でハッブル宇宙望遠鏡の後継機ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を打ち上げるという。10年近い遅れというが、総開発費は1兆円とか。それにしてもアメリカの底力、すざましい。
JWSTとハッブル宇宙望遠鏡(HST)の大きさ比較
Quick Facts
●対角が1.3 mの六角形をした金が張り付けられた軽量化ベリリウム製のセグメント鏡18枚の直径6.5mの望遠鏡
●~6200キログラム(HSTは11トンだから半分の重量)
●5層のテニスコートの広さの太陽光シールド
●観測機器: *Near-Infrared Camera(NIRCam) * Near-Infrared Spectrograph(NIRSpec) *Mid-Infrared Instrument (MIRI) *Near-Infrared Imager and SlitlessSpectrograph (NIRISS) with the Fine Guidance Sensor (FGS)
●観測波長:近赤外、赤外(0.6-28.5 micrometers)のみで紫外線、可視光は観測しない。一番下の図参照。ハッブル宇宙望遠鏡は可視光のみであった。
●飛行距離 地上から150万㎞
●位置 Orbiting the Sun around the second Lagrange point (L2)
●宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明が可能になる。
1990年委打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡が、数々の宇宙の謎を改名してきたが、ジェームス・ウェッブ宇宙ぼういぇん今日はさらに多くの宇宙の謎を明らかにする。