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日本人の韓国旅行人気衰えず 18年28%増

2019年02月08日 13時46分47秒 | 日記

 

 

日経によると、日本の韓国旅行需要が堅調という。韓国観光公社によると、日本人の訪韓旅行客数は2018年に295万人と前年より28%増加した。

また、18年の韓国人の訪日旅行客数(推計値)は前年比6%増の約754万人。中国人の約838万人よりは少ないものの、韓国としては過去最高を更新し、好調が続く。

18年10月末に徴用工をめぐる韓国大法院(最高裁)の確定判決が出て、日韓関係が悪化した同11月と12月も前年同月を上回った。データ上は外交問題の影響はみられないが、観光業界には今後の変調を懸念する声もある。

日韓ともに、政権がそれぞれの市民からの支持を失っている。日韓の市民がお互いの政権を連携して倒せばよいかも。

「天使の羽」と呼ばれる人気の撮影スポットで笑顔をみせる大阪府出身の母娘(6日、ソウル)

「天使の羽」と呼ばれる人気の撮影スポットで笑顔をみせる大阪府出身の母娘(6日、ソウル)

18年の日本人の訪韓旅行客は、3月から直近のデータがある12月まで10カ月連続で前年同月を上回って推移。10月に62%増と同年で最大の増加率を示したのに続き、11月は41%増、12月も34%増と大幅に伸びた。通年の増加率は、ベトナムの41%に次いで世界で2番目に大きかった。

昨年6月にソウルに進出した静岡を地盤にするホテル「呉竹荘」(浜松市)。総支配人の金鉉会(キム・ヒョンフェ)氏は「日本の旅行会社を通じ、1月から3月にかけて2千室の予約が入っている」とホクホク顔だ。

呉竹荘は観光客向けの土産物店が軒を連ねる立地にあり、中心地の明洞(ミョンドン)も遠くない。金氏は「明洞ともう一つ、二つ、別の目的地を用意して韓国入りするのが最近の旅行トレンド」と説明する。

例えば近隣の益善洞(イクソンドン)。もとは築100年前後の韓国の伝統家屋の密集地だが、伝統家屋を改築した飲食店やゲストハウスが増えたことで評価が一変。手軽に「韓国文化」を味わえるスポットとして日本のテレビに紹介され、人気に火が付いた。

「写真投稿サイト『インスタグラム』向けに写真映えがするスポットを探す旅行客が増えている」(日系旅行会社)との見方もある。2月上旬、大阪府から来た母娘が「天使の羽」と呼ばれる壁画の前で、記念撮影をしていた。人間の背中に羽がはえたような珍しい写真がとれるため、昼間は観光客が絶えない。

日韓両国の外交関係は、元徴用工への賠償を日本企業に命じた最高裁の判決や、海上自衛隊の哨戒機に対するレーダー照射問題などで昨年11月以降、急速に冷え込んだ。この点を母親(50)に聞くと「気にはなるが、政府と個人は別と思った。日本人に対しても親切に接してくれるし、来て良かった」とはにかんだ。

企業の駐在員を含め、韓国で日本人が国籍を理由に不快な思いをすることはほとんど無い。情に厚く、本音では歴史問題にこだわらない韓国人と接し、好印象を抱く日本人は多い。そうした日本人のリピーターや、政治に関心の薄い若者が、堅調な訪韓需要の背景にあるとみられる。

一方、日本政府観光局(JNTO)によれば、18年の韓国人の訪日旅行客数(推計値)は前年比6%増の約754万人。中国人の約838万人よりは少ないものの、韓国としては過去最高を更新し、好調が続く。

ただ、日韓関係の悪化が続けば、需要が冷え込む事態も考えられる。旅行会社の関係者は「19年は韓国が日本に厳しい内容の行事を開くことも予想され、影響が心配だ」と打ち明ける。


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