先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

JR九州、売上の6割は鉄道以外の事業で、好調!

2019年06月08日 12時47分50秒 | 日記

日経ビジネスが報じていたが、JR九州、ホテルやドラグストア、農業生産と多角化で絶好調と言う。そして、首都圏や関西にもホテルなどで多角化事業を進めていると言うから感心する。ホテル事業も、Blossomは、顧客の口コミ評価ではトップグループに入っているから凄い。鉄道収入は4割以下と言うものの、観光列車では、デザインとサービスで、九州周遊観光で数十万するのに何時も超満員、通常の線路で電化されていない路線にはDENCYAという、従来のディーゼル列車ではなく電池駆動列車も導入しているから驚き。現在はDENCYAは、長距離は走れないようで、ほとんどの乗客は気が付いていないようだが、主要駅に着くとパンタグラフを上げて充電している。いずれ、このDENCYA も全ての非電化路線にも適用できるようになるだろうと思う。

首都圏随一のターミナル駅・新宿。鉄道や高速バスの利用者が行き交う南口から徒歩で数分、幹線道路から路地に入るとベージュの外壁に大きな窓がいくつも並ぶ地上16階建ての建物が目に入る。外壁の最上部には「JR九州ホテル Blossom」の文字。そう、ここは九州が地盤の鉄道会社・JR九州グループが運営しているのだ。

 館内には薩摩焼や肥前ビードロなど九州の名産品が並び、フロントには大きなスーツケースを手にした外国人の姿が目立つ。JR九州として首都圏で初めて2014年に営業を始めた同ホテルはインバウンド(訪日外国人)を中心に客室稼働率は9割を維持しており、19年8月には新橋駅(東京・港)近くでも新たなホテルの開業を予定している。

 JR九州は近年、首都圏や関西でホテルやマンション、オフィス、飲食店、ドラッグストアなどの開発を続々と進めている。その名の通り九州の鉄道会社が域外で攻勢を強めているのだ。

 「今、JRの中で一番元気があるのは九州かもしれない。(豪華寝台列車の)『ななつ星(in九州)』とか観光列車も人気だけど、鉄道以外もいろいろやって面白いよね」。ほかのJRグループの社員はそう話す。13年に投入したななつ星などはなお高い人気を誇り、企業イメージの向上にもつながった。16年に株式上場を果たし、業績もまずまずだ。5月13日に発表した19年3月期の連結決算では売上高が過去最高となり前の期比6.5%増の4403億円、営業利益はほぼ横ばいの638億円だった。

多角化で増収続くも災害相次ぐ
●JR九州の売上高と純損益

売上高の6割が非運輸事業

 けん引役は駅ビル・不動産分野をはじめとする非運輸事業だ。鉄道など運輸事業が近年の災害の影響もあり減益となる中、全社の売上高に占める非運輸の比率は今や6割を占める。上場しているほかのJRグループ3社(東日本32 %、東海23 %、西日本38%)とは大きく異なる収益構造となっている。

JR九州は運輸サービスの売上比率が低い
●JR旅客6社の売上高の内訳
  • 1

最新の画像もっと見る

コメントを投稿