不忍池の蓮の花、よく咲いています。上野の夏祭りで、骨董市や、植木市で賑わっています。
そんな中、弁天島にいたる参道の池の端で何やらやっている中高年の小父さん発見。
足を投げ出している小父さんの周りに、雀が二,三十羽取り囲むように集まっている。餌をやっているのだ。
普通 鳥などに餌を与える場合、ばっとばら撒いて、拾いにくるのだが、彼の小父さんの場合は、指先で、米粒ほどの餌(何なのか不明)を一羽、一羽ごとに与えている。
雀の方も何の警戒心も無く寄って行き、小父さんの指先から 嘴でついばみ、引き下がると次の雀と入れ替わり立ち代りで、次々と餌をもらっている。
二,三十羽が常に取り囲んでいる、不思議な光景。
すっかり、信頼関係の出来た人と雀。
雀の学校の先生は、むちを ふりふりチイパッパではなく、餌を指先、チイッパッパでありました。 おしまい。