ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

法句経から。

2011年05月15日 | 毎日、法句経。
***188番

世の衆生(ひと)は
いはれなき
恐怖(おそれ)にかられて
もろもろの
山に森林(はやし)に
園(その)に さては 樹に
制多(はか)に帰依(よりどころ)を
求めんとはするなり


***

世の中の人は、なにかと怖れおののき、いろいろの物を、気持ちの支えにしようとして、
山や、森に、はたまた田畑に、樹木に、神社に、すがって助かろうとするものである。
「恐怖から藁をも掴もうとする」「鰯の頭も信心からから」「かなわぬ時の神頼み」



避難したアヒル無事

2011年05月15日 | 歩く、歩く。
お天気に恵まれた日曜日、気になる独り者のアヒルを見つけに今日も手賀沼の遊歩道をゆく。
いつもの猫広場の手前の葦の茂みで、こぶ白鳥の親子はいた。母鳥が、葦の若葉のむしり方をひな鳥たちに教えている。
父親の白鳥は、少し離れて様子を見ている。

晴れているが波が高く、一部に白波が立っている。
岸辺は寄せ来る波で泡立っているので、白鳥たちも親鳥から離れないで波に揺れている。
四羽のうち一羽が、丘に登ろうとしたが、母鳥の前でずり落ちた。
そんなやんちゃを優しく眺めている。
そのうちに、全員岸辺を離れ、父鳥を先頭に、ひな鳥たちが続き、しんがりを母鳥と列を組んで泳ぎだした。
しかし、波に浮かんでるように見えるが、揺れながらも前に進んでいる。
四羽のひな鳥はまだ皆、灰色の産毛である。波が高くて一瞬波間に消える。
周りの状況に合わせての泳法を少しずつ教えるのであろう。
家族全員で、訓練している白鳥たちは良しとして、気になるアヒルを探さねばならない。

花の終わりかけたツツジの中を遊歩道の入口を越えて、三百メートルほど行くと、新しく生えた葦原の手前に白い鳥がいる。
白鷺か、もしやあのアヒルか、双眼鏡で見る。
よく見るとまさしく、傷を負ったあのアヒルだ。
昨日につづいての探索で、発見。
無事にしていた。
飛んで行きたいが、水に飛び込むわけには行かない。
白鳥親子のテリトリーから、離れて遠くこんな所に避難していたのだ。
これで、湖の平和は戻った。
023
子育て中のこぶ白鳥。
008
傷を負う前の、きれいなアヒル。
アフラックの保険で治療受けられないか検討中。何しろ顔の両面やられたからな。
時間が経てば、このように綺麗になるさ。
ホーフクとか、フクシューとか、無い立派な鳥の世界だからな。