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急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

ノリとハサミは使いよう

2011年05月22日 | ニュー・諺
「馬鹿と鋏みは使いよう」元の諺はご存じの通り、切れない鋏みも使い方で切れると同様に、
馬鹿な人間も使いようで役に立つと言ったところか。

馬鹿は失礼であろうが、「ノリとハサミは使いよう」と言うのはどうだろうか。
ノリとは、調子にノルのあのノリだ。ノリがいいとも言う。
乗せて使う。乗せられる。あまりいい言葉ではないが、自分が乗る分にはいいのではないか。

気分よく乗ってしまうと、仕事がはかどるものである。
芸能でノリがいいというが、舞台が華やかになる。

そして似たような言葉に、「ハマる」がある。
「ハメラレル」のは嫌だが、自分でハマる分には、
他人に迷惑にならなければ許される。

趣味にハマることもあろう。今ブログにハマっている人もいる。
物事に集中して、ハマると他人にまねの出来ない域にも達することもある。

話をもどそう。「ノリとハサミは使いよう」糊はペースト、鋏みはコピー。「コピー&ペースト」だ。
コピペなんて、粋がることはない。
元は、他人の文章をハサミで切り取り、糊で貼って繋げて盗用することを言ったらしい。

今、吾輩のハマっているのは、爺問題、(時事問題ともいう)。
関心のある新聞記事を、ハサミで切り取り、糊で貼りつけたスクラップブック。
昔ながらの手法で何が面白い。朝日新聞デジタル版で出来るらしいが、あくまでアナログでやる。

切って貼るだけではない。内容を読み込んで勉強させて貰うこと。
一度に沢山のことは勉強できない。

一片の記事があれば、それに注目の字句に赤ペンでボーダーラインを入れ、
辞書をひいたり、必要とあれば、参考書籍を繰って調べたりする。
これらを集約すれば、だんだんに見えてくるものがある。
評論家にならなくても、爺問題に精通できる。

膨大な切り抜きや、古新聞は核燃料の燃えカスみたいなもので、ゴミ収集日に出せばよい。
ところが、本当の核燃料の燃えカスは容易に始末出来ないから問題が大きい。