ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

今日のお色目 3

2006年07月19日 | 色の世界

今日のお色目は、桑の実色です。

大相撲名古屋場所、TV解説のアナの言葉に、今日 雅山の絞め込み(まわし)の色は「桑の実色」ですと放送していた。桑の実のような濃い赤紫色のこと。マリー、とかマルベリーとかで、マルベリー・フルーツの色名になる 

日本で言う桑色とは、まったく違う色である。桑色、桑茶は、桑の樹皮を用いた植物染色である。また桑の実を用いて染めたものを、桑染めと言う。こちらは、ほんの少し褐色味をおびた薄い茶色のこと。

本日の取り組みで雅山の、締め込みは前者の濃い赤紫色の「桑の実色」でした。ちなみに今日は白星で飾りました。  


人と言う字は、支えあい。

2006年07月18日 | うんちく・小ネタ

と言う字は、支え合いで出来ているという。寄り添いもほほえましいか。

自己中どうしは、もたれあい。

爺婆どうしの夫婦ものは、とも白髪。お前百までワシャ九十九まで、と言う。

シングルの人には気の毒だが、夫婦暮らしの人たちの方が、心臓病などになりにくいとのことじゃて。三日ほど前の新聞に載っておった。

シングルも生き別れ、死に別れ、未婚とわけあってのことながら、人はみな支えあうパートナーが あったほうがええ。シングルの人は、ガールフレンドやボーイフレンドと心の友を持つのがよかろうて。同性はどうかって? 知らんがなー。

くそ爺、くそ婆と いがみ合うことがあっても、いざとなれば、助け合って生きてゆく。それでと言う字が出来ている。  いいこと言うなーー。勝手に悦に入る吉天爺。

介護のと言う字は、人が二本足で立っている。自立した人のように見える。つまり自立出来るようにることが介護か知らんと思う。

近くに老人保健病院がある。 過ごしやすい気候のころ、穏やかに晴れた日には、夫が妻を車椅子に乗せて散歩に連れ出しているのを見かける。あるいは反対に妻が夫の車椅子を、押していることもある。押しているのは、たまに中年の息子や、娘のこともある。

爺になっても、介護を受けなくて済むように、介護予防を心がけようと思う 今日この頃である。(よくある言い回し)


自身・かみなり・家事・おじや

2006年07月15日 | うんちく・小ネタ

昨日、夕刻、突然雷鳴、稲光、どしゃ降り、停電、光電話不通、NTTお助け、爺のPC電源オフ、ブログ投稿ならず。

と言うわけで、ブログ休刊。期待されてるブログゆえに休むことなく投稿しなくちゃ。ほんと。

私 自身かみなり ごときに、おびえて家事手伝いじゃないよ。それは「誤解(おかい)のかたまり、おじやのかたまり」 と言うもんだ。

何たって 「地震、雷、火事、オヤジ」って、昔は怖いものの代表格だった。

今はオヤジの権威が地に落ちて久しい。それがなんだい、 オヤジでなく、おじやのように、ぐじゃぐじゃしおって、かく言う吉天爺も、そう威張れたもんではないが。

おじやも、西洋おじやとなると、ドリアと言うそうじゃ。 オン ドリヤー! すこしは怖いかい。

またまた、くだらない話になってしまったが、「爺問題」が含まれているのだ。

よーおく 噛みしめて味わいなさい。おじやの味を。 親爺の味をだ。


病院の待合室で「爺会議」

2006年07月12日 | まち歩き

診察券受付までの10数分、先に並んで待っている4,5人の爺様たち、どう見ても、病人には見えない頑健そうな爺様たち、井戸端会議風。奥方か孫かの診察券を出しに来たのでありましょう。以下その会話の小耳コミ。

子供や、その嫁さんにはこの先、世話になりたくない。 二世帯住宅ながら離れて住んでいる。 かみさんと娘夫婦の場合、親子でごたごたがあっても、後に問題が残らない。 サザエさんのようなマスオサン状態である。

これが息子の嫁さんとなれば、嫁姑、しょせん他人で、他人行儀は、ぬぐえない。何かあれば後々まで”しこり”が残る。

退職金は住宅ローンの繰上げで無くなり、わずかの年金で生活するしかないが、受給者は増え、払い込み者は減りこの先どうなるか不安は残る。

先々も息子や嫁に迷惑も掛けたくないし、世話にもなりたくない。

たまに夫婦で旅行に行くが、ほとんど年寄りばかりで、若い人はいない。もっとも若い人は海外旅行であろう。

北欧、デンマークなどは、福祉が進んでいるので何でも福祉任せで、かえって家族の絆が薄く、介護施設に入れば、子供たちもめったに会いに来ないそうだ。それも寂しいものだ。

男は(爺は)、明るくしなやかに生きることだ。松竹梅なら竹のように。

男は幾つになっても、明るく、しなやかで、強靭でなければならない。

受けない駄洒落も、ユーモアのセンス。 江戸の粋人は、しゃれが得意であった。

これからも「爺問題」の種はつきないが、凍りつかないように陽気に明るく笑い飛ばす元気があれば、生きている間は元気印が一番で通る。

06年高齢社会白書

65歳以上、初めて2割越す 政府が06年版の「高齢社会白書」を閣議決定。

それによると65歳以上の 高齢者は05年10月1日時点で過去最高の2560万人となり、総人口に占める割合は20.04%と、初めて20%だいに。

 


今日の感銘

2006年07月12日 | 本と雑誌

TBSラジオの悠々ワイドで、12日のゲストの、おもちゃ博物館の北原照久さんのお話に感銘いたしました。沢山の著書や講演で話しておられることですが、一つひとつ納得し感銘。   最近刊の紹介がありました。

書名 ぼく流ツキの10箇条  青山書籍

書名 日本を元気にした歌「昭和アンソロジー」   ㈱ネコ・パブリッシング(CD付)


今日のお色目 2

2006年07月10日 | 色の世界

桔梗色(ききよういろ)

 隣の花は美しい。近所のお宅の庭には、よく植えられている。残念ながら我が家の庭にはまだ植えてない。今どき花屋さんでも揃っている。この桔梗の花の色、身近に見ることが出来て分かりやすい。

この花の色のような渋い青紫色は紫草の根で染める場合と、 二藍(ふたあい)、つまり藍と紅花を掛け合わせる方法がある。(吉岡幸雄著、日本の色辞典)


やはり「爺問題」 パソコンのトラブル

2006年07月08日 | うんちく・小ネタ

吉天爺さんのパソコンのトラブル、トラブルはとらふぐではない。

①ハードやシステムによるトラブル

②ソフトによるトラブル

③インターネットのトラブル

④エラーメッセージや警告のメッセージの頻出

パソコンの前に座って70%の時間を、これらのトラブルで過ごす。

爺のPCライフの税金にしては高すぎる。

おまけに、アダルト・メールの削除に、おわれる。

こんな爺問題を、明るく解決するには、皆さん如何しておられるのか。


今日のお色目 1  利休鼠

2006年07月08日 | 色の世界

ねずみ色、江戸時代は茶色やねずみ色が流行った。江戸の人たちの好みに合った。

緑がかったグレイ。抹茶や茶葉のイメージから茶人の千利休の利休が冠され、利休鼠といわれる。「城ヶ島の雨」(大正2年)で、利休鼠の雨がふると歌われ、ねずみ色の代表格になったが、グレイは、黒から白に至る無彩色、無数のねずみ色に、江戸の人はひとつひとつに、色名を付けて風流を味わい「百鼠」と称されるほどであった。

 利休鼠のほか、 深川鼠、藤鼠、銀鼠、おそらく名前を付けた人以外は容易に区別もつき難いのではと思う。

現在、頭の黒い鼠族の間では、グレイと言う。法にふれるか、ふれないかの部分をグレイでかいくぐる。 近頃 貸金業者の金利のグレイゾーンが有名。

政治家のいかようにも取れる表現を「玉虫色」と言うが、こちらは別。

梅雨空と、じめじめした空気も、江戸の人たちは、粋にからりと受け流して、生活を楽しんできた。 朝顔市、ほうずき市のころ。  今日の朝顔市には五万人の人出と予想されていたがどうだったかな。