夜風に無作法な程に舞い上がるカーテン。
涼やかな風に誘われて、ついベランダに出てみると、少し赤い上弦の月。
雲間から覗くその姿は、少し不穏な気配。
・・・ごめんね。今日のあなたは、余り好きじゃない・・・。
機嫌を直して、明日また会いましょう。
すっかり月が沈む頃、肌寒い程の風に中で、一段と大きさを増す虫の音。
日中の暑さが結構堪えたのに、この気温の差は、秋がそこまで来ているんだな。
確実に移り行く季節の中で、何も変われない私はぼんやりと雲の流れを見ていた。
・・・「よいしょっ!」・・・。
・・・「???」・・・。
・・・「よいしょっ!!」・・・。
「あん?・・・かぁちゃん?」
はいっ!帰って参りました。かぁちゃんの「よいしょっ!」
んまぁ、何と分かりやすい。涼しくなって来たら元気復活。
久々に夜中に聴こえる、かぁちゃんの「よいしょっ!」
そう言えば、日中の笑顔の時間が少し増えたような気もする。
「おかえり~っ、よいしょ!のかぁちゃん。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ここしばらくは、ぐったりして夜中にあまり起き上がれなかったので
かぁちゃんには悪いが、私は随分楽をさせてもらってた。
あはははは~っ、よいしょ復活と言う事は、また夜中に元気になるのね~(^^;
しかし、まぁ、戻って来てくれて良かった。
全てに対して、反応が鈍くなってきていたし、夜中の歌声も元気がなかった。
歩く事はもちろん、立ち上がる時も、足元が随分おぼつかなくなっていたので
ちょっと心配してたけど、これで少しは、しっかりしてくれるだろうと思う。
あんまりしっかりし過ぎるとまた困るんだけど、そうそう我儘も言っていられない(笑)
もう少し、一緒に季節の移り変わりを楽しもうよ。
堤防まで足を延ばして、秋の花を捜すのもいいね。無理なら近くの公園だけでも。
いやぁ、しかし程々に・・・。
何と言っても、程々に・・・。
その辺り、ひとつまぁ、よろしく頼みます(^^;
涼やかな風に誘われて、ついベランダに出てみると、少し赤い上弦の月。
雲間から覗くその姿は、少し不穏な気配。
・・・ごめんね。今日のあなたは、余り好きじゃない・・・。
機嫌を直して、明日また会いましょう。
すっかり月が沈む頃、肌寒い程の風に中で、一段と大きさを増す虫の音。
日中の暑さが結構堪えたのに、この気温の差は、秋がそこまで来ているんだな。
確実に移り行く季節の中で、何も変われない私はぼんやりと雲の流れを見ていた。
・・・「よいしょっ!」・・・。
・・・「???」・・・。
・・・「よいしょっ!!」・・・。
「あん?・・・かぁちゃん?」
はいっ!帰って参りました。かぁちゃんの「よいしょっ!」
んまぁ、何と分かりやすい。涼しくなって来たら元気復活。
久々に夜中に聴こえる、かぁちゃんの「よいしょっ!」
そう言えば、日中の笑顔の時間が少し増えたような気もする。
「おかえり~っ、よいしょ!のかぁちゃん。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ここしばらくは、ぐったりして夜中にあまり起き上がれなかったので
かぁちゃんには悪いが、私は随分楽をさせてもらってた。
あはははは~っ、よいしょ復活と言う事は、また夜中に元気になるのね~(^^;
しかし、まぁ、戻って来てくれて良かった。
全てに対して、反応が鈍くなってきていたし、夜中の歌声も元気がなかった。
歩く事はもちろん、立ち上がる時も、足元が随分おぼつかなくなっていたので
ちょっと心配してたけど、これで少しは、しっかりしてくれるだろうと思う。
あんまりしっかりし過ぎるとまた困るんだけど、そうそう我儘も言っていられない(笑)
もう少し、一緒に季節の移り変わりを楽しもうよ。
堤防まで足を延ばして、秋の花を捜すのもいいね。無理なら近くの公園だけでも。
いやぁ、しかし程々に・・・。
何と言っても、程々に・・・。
その辺り、ひとつまぁ、よろしく頼みます(^^;