もう、秋なんだ・・・としんみりしていると、真夏の暑さが帰ってきたり。
かと思えば、今日は一雨降ってから、冷たい程の風が吹いている。
ぺこちゃんとのクーラーバトルは、私が折れる形でひとまず一件落着(苦笑)
考えてみれば、暑さにも寒さにも弱い彼女は、毎年暑くなり始めたら「暑いよ~。」寒くなり始めたら「寒いよ~。」と声がけしないと、服の調整等は自分で判断する事が少し難しかったのだ。
どうも近頃かぁちゃんを基準にして、手のかからないのをいい事にないがしろにしていた傾向もある。
これは、ちょっと反省しないといけない。
ぺこちゃんがご機嫌斜めなのは、私の責任でもあるなぁ・・・ごめんね。
ちょっと、心配事もあって、どうも気持ちが落ち着かない今日この頃。
「これではいかん。余計な事を考える時間があるのがよくないのだ!」と、
倉庫代わりになったままの、かぁちゃんの家の一部屋を片付けにかかった。
年末までにと思っていたけれど、一日二日ではとうてい無理なので丁度良い。
思いついたが吉日と、今度は漫画の誘惑にも負けず、えいやっ!と始めた。
かぁちゃんを横目で見つつ、ダンボールを開けて中身をとっ散らかしながら、とりあえず廊下に出す。
髪は乱れて、見事に汗だく。そろそろ夕食の準備を先に・・・。
思い始めた頃に、ピンポーン!「誰だ?またセールスか?」眉間に皺を寄せながらインターホンで確認すると、母の友人が立っておられた。
げげげげっ!嘘でしょう・・・玄関先で「はい、さようなら。」なんて出来ないじゃないか。
何たって、母より年上のご婦人で、八ヶ月ぶりの急なご来訪・・・。
「頼むから電話してから来てくださ~い。」と口には出さなかったけど、泣きそう!
「ちょっとお待ちくださ~い。」・・・それから一分間。
物凄い勢いで廊下に出した物を、空いている部屋に、まさに蹴り入れた。ひえ~っ!
何でも我が家の住所を忘れて、何棟もある集合住宅の郵便受けを全部見てまわられてたとか。
本当に申し訳ない。以前、買い物途中に何度か会って説明はしておいたのだけど・・・。
彼女曰く、手に持った袋を差し出しながら(中には梨が五つ~)
「もう歳やわ、ほんまに・・・。ここな、あんたに何回も聞いてたのに思い出さへんねん。忘れてしもてるんやわぁ、いややなぁ。もう、わからんし帰ろう思たんやけどな、この梨、持って来たやろ、これまた持って帰るのは、何や、けったくそ悪うてな。」
彼女は生粋の浪速っ子でいらっしゃるので、実に小気味良く大阪弁を喋られる。
好きです!その流暢な浪速言葉!
かぁちゃんのまん前に、てんっ!と座って「私やでぇ、分かるかぁ?」と手をさすってくださる。
かぁちゃんは「うふふ。」と笑ってたけど、ほとんど無反応。
八ヶ月前には、名前は言えたし、頷いたり、涙をこぼしたりしてたのになぁ。
夏の疲れのせいもあって、記憶の方もかなり危なっかしくなってきたのかな・・・。
ひとしきり喋られた後で帰られたけど、階段を降りる姿がやけに年老いて見えた。
疲れられたのだろう。心の中で「どうか、いつまでもお元気で。」と祈る。
しばらく、心地良い大阪弁に癒された。それから大慌てで夕食の準備をしたけれど、
・・・ねぇ、私、今晩何処で眠ればよいの?蹴散らかした荷物はまだそのまんま・・・。
うお~っし、ここに「お片づけ宣言」しておこう。
ここしばらく、ちょいと根性入れます。少し早い大掃除開始の鐘をならそっと。
かと思えば、今日は一雨降ってから、冷たい程の風が吹いている。
ぺこちゃんとのクーラーバトルは、私が折れる形でひとまず一件落着(苦笑)
考えてみれば、暑さにも寒さにも弱い彼女は、毎年暑くなり始めたら「暑いよ~。」寒くなり始めたら「寒いよ~。」と声がけしないと、服の調整等は自分で判断する事が少し難しかったのだ。
どうも近頃かぁちゃんを基準にして、手のかからないのをいい事にないがしろにしていた傾向もある。
これは、ちょっと反省しないといけない。
ぺこちゃんがご機嫌斜めなのは、私の責任でもあるなぁ・・・ごめんね。
ちょっと、心配事もあって、どうも気持ちが落ち着かない今日この頃。
「これではいかん。余計な事を考える時間があるのがよくないのだ!」と、
倉庫代わりになったままの、かぁちゃんの家の一部屋を片付けにかかった。
年末までにと思っていたけれど、一日二日ではとうてい無理なので丁度良い。
思いついたが吉日と、今度は漫画の誘惑にも負けず、えいやっ!と始めた。
かぁちゃんを横目で見つつ、ダンボールを開けて中身をとっ散らかしながら、とりあえず廊下に出す。
髪は乱れて、見事に汗だく。そろそろ夕食の準備を先に・・・。
思い始めた頃に、ピンポーン!「誰だ?またセールスか?」眉間に皺を寄せながらインターホンで確認すると、母の友人が立っておられた。
げげげげっ!嘘でしょう・・・玄関先で「はい、さようなら。」なんて出来ないじゃないか。
何たって、母より年上のご婦人で、八ヶ月ぶりの急なご来訪・・・。
「頼むから電話してから来てくださ~い。」と口には出さなかったけど、泣きそう!
「ちょっとお待ちくださ~い。」・・・それから一分間。
物凄い勢いで廊下に出した物を、空いている部屋に、まさに蹴り入れた。ひえ~っ!
何でも我が家の住所を忘れて、何棟もある集合住宅の郵便受けを全部見てまわられてたとか。
本当に申し訳ない。以前、買い物途中に何度か会って説明はしておいたのだけど・・・。
彼女曰く、手に持った袋を差し出しながら(中には梨が五つ~)
「もう歳やわ、ほんまに・・・。ここな、あんたに何回も聞いてたのに思い出さへんねん。忘れてしもてるんやわぁ、いややなぁ。もう、わからんし帰ろう思たんやけどな、この梨、持って来たやろ、これまた持って帰るのは、何や、けったくそ悪うてな。」
彼女は生粋の浪速っ子でいらっしゃるので、実に小気味良く大阪弁を喋られる。
好きです!その流暢な浪速言葉!
かぁちゃんのまん前に、てんっ!と座って「私やでぇ、分かるかぁ?」と手をさすってくださる。
かぁちゃんは「うふふ。」と笑ってたけど、ほとんど無反応。
八ヶ月前には、名前は言えたし、頷いたり、涙をこぼしたりしてたのになぁ。
夏の疲れのせいもあって、記憶の方もかなり危なっかしくなってきたのかな・・・。
ひとしきり喋られた後で帰られたけど、階段を降りる姿がやけに年老いて見えた。
疲れられたのだろう。心の中で「どうか、いつまでもお元気で。」と祈る。
しばらく、心地良い大阪弁に癒された。それから大慌てで夕食の準備をしたけれど、
・・・ねぇ、私、今晩何処で眠ればよいの?蹴散らかした荷物はまだそのまんま・・・。
うお~っし、ここに「お片づけ宣言」しておこう。
ここしばらく、ちょいと根性入れます。少し早い大掃除開始の鐘をならそっと。