『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

どうも“きざみ”は駄目らしい

2015年11月19日 02時45分35秒 | かぁちゃんにまつわる話
それは先月末の事だった。
お昼過ぎ、スーパーで買い物をしている時に、デイのスタッフさんから
「かぁさんが昼食を始めてすぐに食べ物を喉に詰まらせてしまって、大変でしたが、今は落ち着いておられます。
けれど、今日は昼食は中止にさせてもらってもいいでしょうか?」
と、電話があった。
言葉の端々に、落ち着いて良かったよぉびくりしたよぉと言うニュアンスが組み取れて

あぁ・・・こりゃ大変だったんだ・・・と、心臓がバクバクして来たので
「今は大丈夫ですか?」と無事を確認してほっとしたのだけれど・・・
ついでに、「大丈夫ですよ~、晩御飯、多めに食べさせま~す♪」と付け足しておいた

連絡帳にはその時の様子が事細かに記録されていた。

12:10頃 昼食が始まった頃に、おそらく小芋が詰まったかと思われます。
12:20  ナースに来てもらう SpO2(動脈血酸素飽和度)88%
12:27  SpO2 79%
12:30  SpO2 83%
12:35  ナースとDr.が来て吸引を試みるが、歯を食いしばり不可能
       その後飲み込めたようで
12:41  SpO2 95%
       昼食は中止にしています 1割摂取
13;15  SpO2 98%
13:45  SpO2 97%
おやつ時   SpO2 93% 様子お変わりなくむせもありません
       おやつは杏仁豆腐全量食べられました
       珈琲、お茶、とろみをつけて全量飲まれています 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


わう、わう、わう
お、お世話になりました。
え~っ、SpO2が79%って・・・
そらぁチアノーゼ起こすわなぁ・・・

かぁちゃ~ん!!無事で良かったねぇ

帰宅したかぁちゃんは何事もなかったようにいつもと同じで
晩御飯の時は、余程お腹がすいていたようで、
待ちきれないと言わんばかりにパクッパクッと口を開けて食べていたので一安心


今回は担当しくれたスタッフさんが新人さんだったようで、何故か一口目に小芋を食べさせてくださったようで・・・
もちろん、潰して食べやすいようにはしてもらったようなのだけど

あの~・・・お芋さんは私でも喉につめかけますから・・・
それに、最初の一口はがっついてますからぁ、水分の多いものを口に入れてくださいよ~・・・

実は今回ほどではないけれど、咽てしまった事があり
食べられないと判断された場合は食べさせないでくださいとお願いしてあったのだけど
それでは栄養面で心配なので、ペースト状にした方が良いとDr.が言ってるとの事で
かぁちゃん、おかずだけペースト状になってしまった。
水分も濃い目のトロミをつけているとか……


ただ、うちでは今まで通り。
だって、水分は時には咽せるけど、まだストローで飲めているし
野菜たっぷりおじやは、今の所喉に詰める事はないのだけどなぁ・・・


ケアマネに聞いてみると、きざみ食は却って喉にひっかかる原因となるので
こちらではきざみ食の提供はないとの事。

へえ、そうなのか………


ん~~、ペースト??ってしばらくぼけ~っとしてしまったけれど
考え方によっては、カレーならパクパクと物凄い勢いで食べるかぁちゃんの事。
いろ~んな色や味のカレーが乗かっていると思えば、それはそれで楽しいかもしれない


なので一つだけお願いをした。
「ご飯は普通にして。おかずのペーストをご飯と一緒に食べさせて欲しいです!」


案の定、あれからかぁちゃんは、日替わりカレーライス??を問題なく、パクパクと美味しそうに食べているらしい。
ただ、物足りないのか、完食した後にスプーンをぶんぶん回して抗議しているそうだ


さて・・・家ではどうするべきなんだろう・・・??
ん~・・・問題なければ、もそっと今のままにしておこ~っと


        
コメント (2)
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