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北海道から沖縄まで旅の記録です。
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東北の旅(3)今夜の宿は岳温泉「花かんざし」

2020-09-24 10:00:58 | 東北旅行 2020年9月
東北の旅(2)からの続きです。
 
15時30分頃あぶくま洞を出発し、約1時間で岳温泉に到着しました。
 
福島県二本松市にある岳温泉は、安達太良1200年以上の歴史のある温泉です。
 
水戸黄門さまも岳温泉のファンだったとか(*^_^*)
 
 
岳温泉のメインストリート通称「ヒマラヤ通り」
 
通りの一番上には温泉神社があり、近くの湯小屋に
 
鉄山から引いた温泉が集められています。
 
 
安達太良山と並びそびえる、鉄山の南「くろがね小屋」付近から
 
自然湧出する温泉を約8キロ、標高差900メートルの傾斜を利用し
 
岳温泉の宿に引き湯しており、その湯量は毎分1.290リットルと豊富で
 
源泉湧出時は70~80度、パイプの中で適度に湯もみされた温泉が
 
各宿に配湯される頃には56~60度位になるそうです。
 
道路には傾斜が付いていて、その真ん中を川が流れ
 
川に沿って温泉のパイプが通り各宿に配湯しています。
 
 
 
 
泉質は全国的にも珍しいPH2.48の酸性温泉で
 
その効能から昔は湯治場として栄えていたそうです。
 
 
通りの両側には、14軒ほどの温泉宿が建ち並らび
 
今晩の宿はヒマラヤ通りの真ん中くらいにある「花かんざし」
 
昭和初期(約70年前)に建てられたという木造の旅館です。
 
全室8部屋のこじんまりした宿、1室が補修工事中でした。
 
 
私の想像では高級な宿のイメージでしたが、外からみると古い旅館(^_^;)
 
駐車場は宿の裏手にありますが、宿に到着すると宿の人が
 
車を駐車場に移動させてくれるので、宿の前に駐車して大丈夫です。
 
到着すると女将さんが出迎えてくれました。
 
 
のれんを潜り、検温と消毒。
 
外から見たのとは違い、とても良い雰囲気です。
 
 
おもてなしの玉羊羹と冷たいお抹茶を、こちらのテーブルでいだき
 
宿帳記入もこちらで。
 
 


おみやげも素敵(*^_^*)
 


大正ロマン薫る大人の雰囲気。
 
 


テーブルかと思っていたら、杵と臼でした(#^.^#)
 
コーヒーも用意されていましたよ(*^_^*)
 
写真を撮り忘れましたが、カップが素敵でした。
 
 


帳場の前を通り畳敷きの廊下を素足で歩き
 
女将さんにお部屋に案内していただきます。
 
 
ゆあちゃんに帳場っていうんだよ~と教えてあげると
 
帳場ってなに?と聞くので
 
チェックインするフロントみたいな所って教えてあげたけど
 
もしかしたら私も初めてみたかも?
 

 
鴨居も低く、歩くとギシギシする場所もあり
 
ご迷惑かと思いますが、古い木造建築ですので申し訳ありません。と女将さん
 
若くてとても美人の女将さんです。
 
温かいおもてなしの接客で好感が持てました。


お部屋は2階です。
 
1階のお部屋は、お部屋に大きめな露天風呂付きで
 
そのお部屋が一番人気なのですが
 
ゆあちゃんママが最後の1室を予約したのでした。
 


全館が畳敷きなので足袋が用意されていて、タオル等もカゴに入ってます。
 
お部屋にもアルコール消毒液がありました。
 
洗面台の陶器がかわいい~~(*^_^*)
 
ドライヤー等のアメニティも揃っていて、コップは紙コップ。
 
コロナ禍なので安心ですね。



ゆあちゃんパパ、まだお仕事の電話が終わらないらしいので
 
カラ~ンコロ~ンと可愛い下駄を履き、3人で散策に出かけました。
 
ゲゲゲの鬼太郎じゃありませんよ(笑)
 
 
 
岳温泉で人気の玉川屋の「くろがね焼き」
 
バラでも買えるそうなので、どんなお味か行ってみました。
 
でも、今日の分は売り切れてないそうで
 
翌日の朝、もう一度来てみることに。
 
無いとなったら食べたくなるものです(笑)
 
 
 
そして翌日、買って食べてみた感想は
 
カステラ生地の皮に中がこし餡でした。
 
「都まんじゅう」みたい・・・
 
「都まんじゅう」は神奈川の平塚市のソウルフード
 
あっ!八王子の駅の近く売ってます。
 
都まんじゅうは白こしあんが入ってますが
 
「くろがね焼き」は小豆のこしあん。
 
都まんじゅうと比べても知らない人いっぱいいるよね(笑)
 
 
温泉神社まで歩いて行ってみました。
 
ゆっくり歩いても3~4分。
 
お参りをしてきましたよ~(*^_^*)

 
夕食を18時30分にお願いしたので、その前に温泉に入ろうかな。
 
宿に戻ります~ カラ~ン コロ~ン♪



長くなったので続きは、また\(^o^)/