ぽぽぐち日記

2017年春に東京から札幌へ、そして2021年春に東京へ戻りました。

知らなきゃソンする?ドライトマトの作り方

2010-08-19 07:01:35 | レシピ
この時期に欠かせない保存食作り。
それがドライトマト。
もう作り始めて5年くらいになるかなぁ。。

でも、その辺でフツーに売っているトマトぢゃ駄目なの。

作るなら、加熱用トマト、サンマルツァーノ種が断然オススメ!!
ぽぽぐちは毎年蓼科の山荘付近の直売所で買い漁るのだけど、
どうも人気がないらしく、いつも売れ残っているの。
競争率がないのはいいけど、売れないから年々生産者が減っていて、
今年はあまり手に入らなかった・・・・・

一昨年くらいに生産者を見つけたので
「箱で欲しい」と言ったら、「私も欲しいくらい!」と
よくわからない返事を戴いた。

そう、このトマト、欲しい人は大量に欲しいのよ、
5キロくらい、ドーーーンと。

なので、ぽぽぐちは山荘付近でたんまり買った後、
更にネットで探して箱買いします。
今年もそろそろお取り寄せしようかな~。


さて、本題、ぽぽぐち流の作り方。

トマトは、買ったなかでも、小振りのものを選びます。
(大きいのは乾燥がタイヘンなのでソースにします。)

まず、トマトを縦に半分に切り、ざるなどに並べます。
その後、万遍なく塩をふります。
お肉を焼く時にふるくらいの量かな?
(一番上の画像ね)


しばらく置いて、水分が浮き出てきたら、
キッチンペーパーを敷いたざるに返します。
この時、浮いた水分を振って捨ててから置くと尚よろしい。


もう一度ペーパーを取り替えて、
水分をよーく吸い取ってもらったら、天日干し。
ただし、これは風がなくて、虫もカラスも来ない状況でね。
まぁ、この行程はやらず、いきなりオーブンでも大丈夫。
ぽぽぐちは1日だけ干します。
最後まで干すには東京の湿気は向かないかもね~。



そして、120℃のオーブンで焼きます。
大きさにもよるけど、2時間くらいかかるかな~。
ぽぽぐちは種を取らないので時間がかかるけど、
急ぐ人は種を取ると、半分くらいの時間ですみますよ~。

焦げないように、こまめにチェックしてね。


ぽぽぐちはカリカリに乾燥させず、
セミドライくらいにしておきます。



トマトを冷ましている間に漬けるオイルを作ります。
EXVオリーブオイル、にんにく、アンチョビ、ケッパー、
お好みで生のバジルかオレガノを全てみじん切りにしたものを
混ぜるだけ。

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よく、和えて。。。。。


熱湯消毒した瓶に詰めてできあがり。
ざる2枚分あったトマトが瓶にすっぽり。

このとき、トマトが全部隠れるように油を入れておく事。
出ていると、カビが生えるからね~。
冷蔵庫で保管してかびなければ数ヶ月は大丈夫。
(あ、でも、自己責任でよろしくね~)

にんにくがなじむまで、1日以上置いたら食べられます。
にんにくがキツいなぁ、と思ったら、
ニンニクのスライスを揚げた後のEXVオリーブオイルを使うといいよ。
揚げたスライスはサラダなどに重宝するよね。


最近はスーパーなどでイタリアのオイル漬けなどが売っているけど、
ぜーーーーったい自分で作った方が美味しい!
手間はかかるけど、その価値ありだよ!!

前にも言ったけど、バゲットに、ゴルゴンゾーラと生ハムと
このドライトマトを載せたの、めっちゃくっちゃ美味しいんだよ!!!
他には、パスタに和えたり、お肉や魚介と炒めてもいいし、
そのまま食べておつまみに!


娘や娘のお友達も大好きで、
娘は食パンにぎっしり並べてサンドイッチにして食べます。
(ああ、あんなに苦労して作ったのに、
たくさん、一気に減って行く~

まぁ、喜んで食べてくれるのは嬉しいんだけどね。


ドライにした状態で冷凍保存して、
食べたくなったら自然解凍してオイルにつければ、
一年中食べられるよ~。

今年はまだ3瓶しか出来てない。
しかも1瓶はもう無くなりそう・・・
さーて、今年は何処からトマトを買おうかな~。

本当はドライトマト用の品種(ボルゲーゼ)があるんだけど、
なかなか売ってないのよね~。
ああ、畑が欲しいわぁ~。











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